メッセージの文字数で年齢分かる!? 年代別マッチングアプリの使い方

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Parasolが運営する未婚男女のマーケティング研究機関『恋愛婚活ラボ』は2月1日、「Z世代・婚活ど真ん中世代・40代以降のマッチングアプリの使い方比較調査」の結果を発表しました。

■メッセージは年代が上がるごとに「長文」に

今回の調査では、Z世代は18〜25歳、婚活ど真ん中世代は26〜40歳、40代以降は41歳以上としています。

マッチングアプリで同時にメッセージ交換をしている人数を聞くと、Z世代は「4人以上」という回答が33.3%でした。これは、「婚活ど真ん中世代(21.5%)の約1.5倍、「40代以降」(8.7%)の約4倍となっています。一人と長くやり取りを続けるよりは、同時並行で気の合う人を探し、効率よくデートにつなげて恋人関係に発展させていく傾向があるようです。

マッチングアプリ内で出会った異性とデートに行く約束をするまでの日数を聞くと、「1週間未満」と回答した割合は、Z世代は20.0%、婚活ど真ん中世代は6.1%、40代以降は9.1%でした。Z世代は、他世代の2倍の結果となりました。

マッチングアプリ内のメッセージ内容について聞きました。メッセージのボリューム(行数)の平均値は、Z世代は「2.09行」、婚活ど真ん中世代は「5.19行」、40代以降は「6.10行」。Z世代は他世代と比べて半分以下でした。世代が上がるごとに「長文」傾向になっています。

絵文字の使用数では、Z世代の97.8%が絵文字の数を2個未満と回答。婚活ど真ん中世代の66.9%、40代以降の70.2%と比較すると、Z世代は圧倒的に絵文字を使っていませんでした。

今回のアンケートで分かったことは、世代それぞれマッチングアプリの使われ方が違うということ。Z世代は、「タイパ」重視で、多くの異性と同時並行で連絡をとりあいながら、一つ一つのメッセージは短文、1週間以内に会うといった短い時間で恋人探しをするという「最小の労力で最大の成果を得る」という利用をしていることがわかりました。

リスクの回避のために時間をかける婚活ど真ん中・40代以降世代とは対照的な結果となっています。

■調査概要

調査名称:マッチングアプリに関する利用・意識アンケート
調査方法:Webアンケート
調査期間:2022年08月30日〜2022年11月25日
調査対象:恋愛マッチングアプリ「Omiai」ユーザー
調査人数:786人

(フォルサ)