驚きの結果に。相手が望んだら「専業主夫になる」男性の割合
タメニーは、20〜39歳の未婚男女2,400人に対して、「ジェンダー別役割」に関するアンケート調査を実施しました。
6月14日に内閣府より公表された男女共同参画白書では、30代未婚男女の4人に1人が「結婚意思なし」という結果になりました。
タメニーでは、結婚離れの要因として、ジェンダーによる役割分担へのプレッシャーがその一つに考えられるのではないかという背景の元、20〜30代の未婚男女を対象に、ジェンダーの役割分担についての意識調査を行いました。
まず、ジェンダー別の役割について、自身の考えに当てはまるものを選んでもらいました。すると、男性で最も多かったのは「男性が重いものを持つ」(36.8%)、女性では「女性は化粧をする」(30.9%)でした。それ以外では、全てが20.0%以下となっています。
一方で、「当てはまるものはない」と回答した人が男性で43.2%、女性で42.9%と、いずれも最多に。結婚する前では、男女共に日常の中でジェンダー別の役割を意識している人はそれほど多くないようです。
続いて、仕事や家庭において、性別による役割分担をした方がいいと思うかどうか聞いてみました。結果は、「男女で役割分担をした方がいい」との回答は34.0%でした。一方で、「話し合って分担を決めた方がいい」と考えている人が半数以上となっています。
次に、20〜30代の未婚男性600人に、もしも結婚することになったとして、相手からの要望があったら専業主夫になるかどうか聞いてみました。すると、「専業主夫になる」と回答した人は49.2%、「専業主夫にはならない」人は19.7%でした。
「専業主夫になる」と回答した人のうち、「条件なしで専業主夫になる」と回答した人は41.7%。「お相手の年収が500万円以上だったら専業主夫になる」は34.9%、「お相手も家事育児に参加してくれるなら専業主夫になる」は25.1%となっています。
また、「専業主夫にはならない」と回答した男性にその理由を聞いてみると、「男性が働くべきだ」「世間体を気にする」といった回答よりも、「自身も仕事をしていたい」「将来のため」という考え方が多く見られました。
役割分担に関する質問で、「話し合って分担を決めた方がいい」と考えている人が半数以上となったように、男性だから、女性だからではなく、話し合うことで前に進んでいける関係性を築けるかどうかが、より重要になってくるのかもしれません。
■調査概要
「ジェンダー別役割」調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20〜39歳未婚男女 2,400名
集計期間:2022年6月6日〜9日
調査機関:自社調査
(フォルサ)