【5/30〜6/5の運勢】6月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

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isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

まーささんによる「上半期の恋愛占い」、星乃せいこさんによる「2022年の運勢グラフ」も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡



今週のおひつじ座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


ますます自分を揺るがしていく


今週のおひつじ座は、自分がまた違う何かになって、自分像が複雑化していくような星回り。

北海道浦河町にある『べてるの家』では、統合失調症などの症状をもつ人が自らの病気や苦労をホワイトボード等に書き出して、その症状にユニークな名前をつけたりしながら共有しあう、「当事者研究」と呼ばれる取り組みがなされてきました。

そうやって、自身の生きづらさや困難と上手に付き合っていく環境を作っていく訳ですが、その過程で本人の内側にある人間観のようなものがボコっと外側に出てくることがある。

今週のあなたもまた、これまでの自分とは少し違う何者かになることで、自分自身や他者とのコミュニケーションが変わっていくのを実感していくことになるでしょう。

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今週のおうし座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


変わらずからっぽな私


今週のおうし座は、いつまで経っても変わらない自分自身を再発見していくような星回り。

『江戸じまぬきのふしたはし更衣』(小林一茶)という句のごとし。

45歳を迎えるある夏の日に、いつのまにか江戸という都会の風に染まってしまった自分の姿にふと気が付いたとき、反射的な自己嫌悪の後から、染まっていなかった頃の自分が懐かしいなという思いが、じわじわと湧いてきたのかも知れません。

今週のあなたもまた、表面的な部分ではなく自身の深層に横たわっている「自分らしさ」へと立ち返っていくことがテーマとなっていきそうです。

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今週のふたご座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


鈍った刀はよく切れる


今週のふたご座は、近代的知性というものの落とし穴から、脱していこうとするような星回り。

小林秀雄という批評家が、「よく切れる刀というのは刃(は)が鈍(どん)なんだ」ということを書いているんですが、これは知識人としての在り方としてとても大事なことを言っているように思います。

学識の豊かさだとか論点の鋭さとか、どうしても頭のいい人だとか、頭が切れるということがいいことだということになっていくのですが、それはどこか大木をカミソリで切るようなところがある訳です。

今週のあなたもまた、「鈍」の心得を模索していくべし。

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今週のかに座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


沈黙からの訴え


今週のかに座は、ずっと自分で受け止められていなかった心の声に、気が付いていくような星回り。

『時鳥(ほととぎす)平安城を筋違(すじかい)に』(与謝蕪村)という句のごとし。

おそらくこの句は、京都の街やそれに象徴された世間の狭さ小ささを誇張的に表現したものというより、「時鳥」の叫び声がいかにも長く続いたことを誇張的に表現したものと言えますが、人間の意識の置き換えても、同じようなことが起きているのかも知れません。

今週のあなたもまた、そんな風に「筋違い」に飛んでくる過去の自分の訴えを受け止めていくことがテーマとなっていくでしょう。

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今週のしし座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


透明人間あらわるあらわる


今週のしし座は、ありうべき未来の自分を放置してしまうのを、回避していこうとするような星回り。

哲学者のハイデガーによると、「みんな(ハイデガー風に言えば世人)はどこにでもいる」が、「決断を迫られるときには、みんなは既につねに姿を消してしまっている」とのこと。

「わたし」の代わりに決断の責任を引き受けてくれるはずの「みんな」とは、結局のところ、誰でもない誰か、すなわち実在しない透明人間のようなものであって、実際のところ引き受けるべき責任からするりと逃れてしまっているのだと言うわけです。

今週のあなたもまた、そうしたポツネンとした自分がいたとしても、「それでいいんだよ」と自分で自分の背中を押してあげられるかどうかが問われていくでしょう。

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今週のおとめ座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


路傍の石となる


今週のおとめ座は、人が憩い、留まっていくほど広さをもっていこうとするような星回り。

『絶えず人いこふ夏野の石一つ』(正岡子規)という句のごとし。

夏野の途中にあって、印象的な白一点の石の存在を目の当たりにした旅人は、必ずそこに腰かけて休んでいったのでしょう。来ては去ってゆく旅人の存在はまるで時間の流れのようであり、それとは対比的に、夏野の石は永遠の象徴のようでもあります。

今週のあなたもまた、どんな野に存在する石であるべきか、改めて自身に重ねて考えてみるといいでしょう。

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今週のてんびん座の運勢


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「得る私」から「消え去る私」へ


今週のてんびん座は、隠避な暗闇にどうしようもなく惹きつけられていくような星回り。

“神秘的合一”をあらわす最も古いシンボルの1つとしての、「蛾」のごとし。

蛾は焔に惹きつけられて身を焦がしてしまうにも関わらず、焔に最接近してしまう訳ですが、これは物事の本質ないし神を人はけっして知り得ず、認識することが不可能であるという不可知論のパラドックスを想起させるところがあるように思います。

今週のあなたもまた、合理的な認識の光輝と対立しつつも密かな共犯関係を結んでいる神秘の方へと、みずから近寄っていくことになるでしょう。

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今週のさそり座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


偶然から偶然への跳躍


今週のさそり座は、死をポケットに携えて歩いて行くような星回り。

『ふとわれの死骸に蛆のたかる見ゆ』(野見山朱鳥)という句のごとし。

みずから見ようとして見た訳ではなく、たまたまふと見えてしまった景であるにも関わらず、それがいつまでも脳裏に焼き付いて離れず、じわじわとその影響を受け続けてしまうということが人生にはあります。掲句もまた、そんな景のひとつだったのでしょう。

今週のあなたもまた、受け入れるべきことを受け入れたら、あとはまったくの偶然へと身を任せていくべし。

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今週のいて座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


不定形な関わりをよしとする


今週のいて座は、視覚でも嗅覚でもなく、触覚で他者や物事を判断していこうとするような星回り。

軽く触れると葉を閉じるオジギソウは、明らかに自覚的な活動として葉を閉じたり開いたりしているのだそう。

生物学者のラマルクは馬車にオジギソウを乗せて観察するという前代未聞の実験を通して、はじめは馬車の揺れで葉を閉じていたオジギソウが、次第に葉を開いていったことに気が付き、彼らがその触覚から得た情報を精査し、判断していくだけの一定の学習能力さえ有していることを発見したのです。

今週のあなたもまた、触覚を働かせられるだけの近しさや距離感を大切にしていきたいところ。

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今週のやぎ座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


統べるということ


今週のやぎ座は、自身の存在感を増大させる代わりに、さりげなく馴染ませていこうとするような星回り。

『一村にひとつの夕日天道虫』(土屋未知)という句のごとし。掲句では、まるでその視界におさまる「一村」を統べる王であるかのように「天道虫」が悠然と飛んでいった光景が捉えられています。

こうして一緒に並ぶと、なぜか絵になって見る人の心を動かしてしまう存在というのは、人間に置き換えてみると、いかに貴重でありがたいかということが身に沁みてくるのではないでしょうか。

今週のあなたもまた、自身が実現したい世界へといかに自分を調和させていけるかが問われていくでしょう。

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今週のみずがめ座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


読むと書く


今週のみずがめ座は、隠された自分自身を見つけ出し、潜在的な自分の一部をめくっていこうとするような星回り。

こんなにも多種多様な動画がかんたんに視聴できるようになった時代に、あえて本や文章を読む人がいるのかと言えば、それはそこに文学があるからでしょう。

本や文章が文学的であればあるほど、つまり、一文一語がていねいに考え抜かれ、創り出されていて、そこにリアリティが宿っているならば、人びとはたとえ隠しておいたとしてもそれを見つけ出し、本を読むのです。

今週のあなたもまた、だんだん自分自身になっていくための儀式として文学を求め、それを何かが書かれた断片のなかに見つけ出していくことでしょう。

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今週のうお座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


九勝六敗を狙う


今週のうお座は、いかに活躍しいかに目立つかを考えるよりも、その逆を意識していくような星回り。

『休んだり休まなんだり梅雨工事』(高浜虚子)という句のごとし。

伝説の雀士・作家であった阿佐田哲也が、ギャンブル経験を通して「九勝六敗を狙うこと」というセオリーを見出したことを思い出せば、全部の場面で「休まない」ことなんて無理なんだから、どこで働くかを意識するのと同様に、どこで休んでおくかも意識しておかなければならない、といった掲句の前提にある認識にも、確かな説得力があるように思います。

今週のあなたもまた、いかに英気を養うか、そもそも、どれくらいの塩梅で自分は休息を欲しているのかをしっかりと考えていきたいところです。

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