医師が“免疫のために絶対にしないこと”3選!「8時間睡眠を…」
健康的な日々を過ごすために、生活習慣を見直そうとしている人もいるでしょう。一方、仕事でもカラダと向き合うことの多い医師は、何に気を配って健康維持に努めているのでしょうか。
そこで今回は、精神保健指定医でもある益田裕介先生に、免疫力維持のために避けている習慣について聞いてみました。
アルコール摂取&睡眠時間に気をつける画像:My Ocean Production/Shutterstock--益田先生が免疫力維持のために避けている習慣はありますか? 理由も教えてほしいです。
私は、アルコール飲料を飲まないようにしています。
アルコールを飲む習慣は、まずアルコール単体によるデメリットがあると思われます。その上、おつまみなどを一緒に食べることで塩分を摂りすぎたり、過食になったりしやすくなる場合もあるでしょう。
また、寝酒をすることは、睡眠に悪影響を及ぼす可能性があります。その結果、睡眠不足になって免疫力を下げかねないと思うので、個人的にはできるだけ飲まないようにしています。
--食事以外に、免疫力維持のために避けている習慣はありますか?
睡眠不足にならないように気をつけています。
理想の睡眠時間は、一般的に8時間程度とされているのですが、忙しくてなかなか確保するのが難しいという意見もあるでしょう。
しかし、予定を組んだり、先のことを予測したりしながら計画的に1日を過ごし、できるだけ8時間睡眠を確保できるように心がけてみるといいでしょう。
忖度が免疫力に影響する?画像: fizkes/Shutterstock--他にも、免疫力維持のために心掛けていることがあれば教えてほしいです。
食事や睡眠に気をつけることに加えて、ストレスを溜めないようにしています。最近は、能力以上のことを頑張らない、目指さない、自分を責めない、と考えることがとても大事だと思うようになりました。
「やらないことを決める」というとかっこいい言い方になりますが、私の場合は「やることができないことを知る」という意識を持って、少しずつ自分を責めたり、過度に鼓舞したりすることを減らしています。また、対人ストレスもできるだけ小さくするようにしています。
--一般の人がやりがちな免疫力を下げる習慣があれば教えてください。
人に忖度しすぎることではないでしょうか。相手に気を遣い、時間やエネルギーを割くのは「もったいないな」と思うことがあります。
それが何かしらの成果に繋がるならば必要かもしれないでしょう。しかし、その気遣いが相手に気づいてもらえておらず、評価に繋がっていないと感じてかえってストレスを溜めてしまいがちです。そのため、私はあまり忖度しすぎても仕方がないなと考えます。ストレスが溜まるくらいなら、気を遣いすぎないようにするのも大事でしょう。
いかがでしたか? 飲酒やハードワークなど、負荷をかける習慣は避けた方がいいのかもしれませんね。ぜひ参考にしてみてください。
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<プロフィール>
益田裕介
早稲田メンタルクリニック・院長。防衛医大卒業後、自衛隊病院などを経て開業。精神保健指定医、精神科専門医・指導医として“対話”を重視した治療を追求し、YouTubeチャンネル『精神科医がこころの病気を解説するCh』でもメンタルの不安に寄り添った情報を発信している。
【画像・参考】
※Africa Studio・My Ocean Production・ fizkes/Shutterstock
医師が“免疫のために絶対にしないこと”3選!「8時間睡眠を…」はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。
【筆者略歴】
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