医師がしない“NG習慣”3選!「同じ姿勢で仕事をしていると…」

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気づかぬうちにやっていたり、当たり前になったりした習慣が、実はカラダにとってよくない場合があるかもしれません。そこで参考にしたいのが、日々患者の健康と向き合う医師による意見。医師からすると、どのような習慣がカラダにとってマイナスになりうるのでしょうか?

そこで今回は、内科医のドクターハッシーこと橋本将吉先生に、避けた方がいい習慣について伺いました。

テレワークの人は要注意!? 避けた方がいい3つの習慣画像:Elnur/Shutterstock

--免疫力維持のために避けたほうがいい習慣はありますか?

(1)夜更かし

免疫力と一口に言ってもいろいろな考え方があるため、「この習慣を避けるべき!」と一概に述べることは難しいでしょう。その点を踏まえた上で、私ができるだけ行わないようにしていることは夜更かしです。

仕事やゲーム、勉強など、さまざまな理由で夜更かしをしてしまう人がいるでしょう。気持ちはよく分かりますが、毎日元気に活動するためには睡眠が欠かせないとも考えています。そのため、1日7時間睡眠を取り、早寝早起きすることを心がけています。

(2)過度なダイエット

2つ目は、過度なダイエットです。ダイエットといってもいろいろな種類があるので、一概には言えないものの、毎日3回の食事は健康なカラダを作るためには重要だと考えています。また、免疫力維持には、栄養バランスの整った食事を摂ることが一般的に推奨されています。

したがって、たとえダイエット中でも、1日3食、バランスのいい食事を取ることをおすすめします。

(3)テレワーク

3つ目はテレワークです。もちろん、テレワーク自体が悪いわけではありませんが、ずっと家にいながら同じ姿勢で仕事をしていると、日中のエネルギー消費量が減ってしまうと考えられます。

テレワークと免疫の関係にはさまざまな議論がありますが、やはり適度な運動が健康にとって重要でしょう。そのため、休憩時間に積極的に外に出て散歩をしたり、運動を行ったりすることをおすすめします。

日々の生活習慣で大切な指標とは画像:Galica Borisz/Shutterstock

--免疫力を維持するために、積極的にしている習慣はありますか?

私が免疫力維持のために積極的に行っていることは、運動です。2〜3日に1回は、必ず1時間以上カラダを動かす機会を作っています。また、運動を行うことでスッキリした気持ちになり、リフレッシュする気がしています。

--免疫力維持には、生活習慣が大きく関わっているのでしょうか?

免疫力維持に限らず大病の予防などにおいて、食事・睡眠・運動のバランス、すなわち生活習慣はとても重要でしょう。適度に運動をし、3食の食事で栄養を摂り、1日7時間程度の睡眠時間を確保するといった習慣が、基本かつ大切だと考えています。

とはいえ、このような習慣を続けることは、忙しい現代人にとって難しいことだと思います。1つの指標として掲げつつ、定期的に自分の生活と照らし合わせ、見直すようにするといいのではないでしょうか。

いかがでしたか? 今回の内容を参考に、より健康に過ごすための習慣について見直してみてください。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
ドクターハッシー・橋本将吉
杏林大学医学部医学科を卒業。

画像:株式会社リーフェ

【画像・参考】
※polkadot/PIXTA(ピクスタ)
※Elnur・Galica Borisz/Shutterstock

医師がしない“NG習慣”3選!「同じ姿勢で仕事をしていると…」はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

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