トマトの赤い色素に含まれる成分であるリコピンは、高い抗酸化力や代謝促進、美肌効果など、健康効果にあふれています。「リコピンは温めることと、オリーブオイルを加えることで体内への吸収がよくなります」と説くのは医師の石原新菜さん。ホットトマトジュースにして飲むことで、代謝促進などのダイエットにつながる効果がアップするのだとか。

「そのうえ、トマトジュースには生のトマト以上に栄養が凝縮されているので、ホットトマトジュースはトマトの栄養素を最大限に取り入れることができるドリンクといえます」

 低カロリーで食物繊維も豊富だから、スープを飲んだように腹もちがいいのもメリット。食前にとることで、自然と食事の量が減って体重のダウンも期待できます。そんな、ホットトマトジュースのつくり方を紹介しましょう。

やせる!便通を改善する!栄養素を最大限にとれる!ホットトマトジュースのつくり方

【用意するもの】(1杯分)

・トマトジュース150cc

濃縮還元タイプ、ストレートタイプ、どちらでもOK。ただし、必ず食塩無添加のものを選んで

・オリーブオイル小さじ1

エキストラバージンオリーブオイルがおすすめ。産地によって風味に個性があるので、好みのものを

(1)トマトジュースを温める

⇒【トマトジュースを温める】 http://esse-online.jp/?attachment_id=30644


トマトジュース150ccを耐熱性のカップに入れ、電子レンジ(600W)で40〜50秒加熱。沸騰直前まで温まればOK。※加熱しすぎると、突沸(液体が爆発するように沸騰し中身が飛び出すこと)することがあるので注意して

(2)オリーブオイルを加える

⇒【オリーブオイルを加える】 http://esse-online.jp/?attachment_id=30645


(1)が熱いうちに、分量のオリーブオイルを加え、よく混ぜて飲みます。

【効果的な飲み方】

1日2、3回、食前に飲むのが基本。さらに、小腹がすいたときやおやつ代わりに飲むのもおすすめ

ホットトマトジュースがいいワケ

●満腹感で食べすぎ防止

トマトジュースは低カロリーなのに濃厚で満足感があり、腹もちもバツグン。食前にとると、食べすぎが防止できます

●リコピンの効果倍増

抗酸化作用、代謝促進、美肌効果など体にいい成分満載のリコピン。温めることと油を一緒にとることで、吸収率がグンとアップ

●食物繊維が便通を促進

トマトを丸ごと絞ったトマトジュースは、食物繊維が豊富。温めて取り入れることで、腸の動きが活発になり、便通を改善

●脂肪をつきにくくする

オリーブオイルに含まれるオレイン酸は脂質の代謝を活発にします。皮下脂肪の主成分である中性脂肪がつきにくくなる効果が

【監修/石原新菜さん】
医師、イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法を組み合わせ、さまざまな病気の治療に取り組む。著書に『腸から元気! 煮あずきパワー』(宝島社刊)がある。

<撮影/山田耕司>