個人情報垂れ流しの「通知センター」からプライバシーを守る設定【LINE編】
通知センターってとても便利ですが、初期設定のまま使用していると、もし落とした時に、プライバシーがまる見え状態であることをご存知ですか? 例えば、多くの人が使用しているLINE。「既読回避のため」にメッセージの内容が表示されるように設定している人は要注意です。その内容、ロック画面はおろか、通知センターから盗み見される危険性があります。
では、通知センター自体をオフにしておけばいい、と考えたあなたは惜しい。実は、通知センター自体をオフにしても、ロック画面に内容が表示されてしまうのです。ロック画面での通知とプライバシー設定について、「LINE編」「電話編」「メール編」に分けてご説明していきます。
今回は「LINE編」です。ロック画面からLINE情報を漏えいさせないために出来るお勧めの設定をご紹介します。
そもそも、「ロック画面にはLINE通知させない」という方法。設定>>通知センター>>LINEと進んで、ロック画面に表示をオフにしましょう。メリットは、パスワード解除したときのみ通知されるため自分だけがメッセージを確認できると言うところ。デメリットは、当然通知がないため、連絡が来ていることにすら気付かないということ。
ただ、この設定の最大のメリットは、「もうLINEに縛られない」ということでしょうか。筆者もこの設定にして数日間は不便を感じましたが、次第に自分の時間をコントロールできるようになりましたよ。
■設定2:内容を表示させず、新着メッセージとして通知させる
ロック画面に通知されないと不安で仕方がない、と言う人にお勧めな設定は、「メッセージの中身を出さずに通知設定する」という方法。LINE上の設定>>通知>>メッセージ内容表示をオフにしましょう。通知センターでの設定は変更する必要はなく、すべてオンにしておいて構いません。
メリットは、連絡の通知があるため、レスポンスがしやすいということ。デメリットはLINEの中身が読めないため、いちいちLINEを開かないといけないというところでしょうか。通知とともにメッセージ表示していた人にとっては煩雑に感じるかもしれません。
いかがでしたか? 今回は、LINEでの円滑なコミュニケーションを取りつつも、ロック画面にてのプライバシーを最大限に優先する方法を考えてみました。利便性は下がりますが、落とした時のことを考えるとなるべくロック画面にて通知させることは避けたいところ。皆さんも色々と試してみて、ご自身にあった通知をセキュリティバランスを探ってみてくださいね。
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(ライター:masami)