自己中心的な人の方が恋愛上手!そのワケとは? オランダ研究

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オランダ、アムステルダム自由大学の心理学研究によると、自制心が弱い人(=自己中心的)は、より相手に尽くすタイプであるそうです。

さらに、自制心が弱い人は、無理に自分を抑えることなく突っ走る傾向があるため、相手との距離を縮めることがうまくでき、恋が成就しやすいのです。

研究では、カップルに、通りで見知らぬ人12人にちょっと気恥ずかしい質問をするという課題を与えました。すると、自制心の強いカップルでは、それぞれが6人ずつ担当することにし、各自の負担を平等に分け、自制心の弱い人は、相手の負担を減らそうとなるべく自分が多く人に話しかけるよう努力したそうです。


このような、自分の気持ちより相手の気持ちをいつも優先させる行動は、倫理的には良いとされていますが、恋人との関係において必ずしも良いことを意味しません。過去の調査では、自分の欲求と相手の欲求のバランスが取れているほど、パートナー関係への満足度が高いと報告されています。

「自分はいつもこんなに尽くしているのに、どうして関係が続かないのかしら」と悩むあなた。そんな人は、もう少し「自己中」になる練習をして、自分を満足させてあげることが満足が持続する関係作りの一歩かも知れません。

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。


参考:Less Self Control Can Mean Sacrificing More For Your Partner, Study Finds
http://www.huffingtonpost.com/2013/06/28/self-control-relationships_n_3518090.html?utm_hp_ref=healthy-living