【続報】「泣き寝入りはしない」写真騒動に対する英王子夫妻の姿勢と歴訪の様子   写真:AP/アフロ

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ウィリアム王子とアジア太平洋諸国を歴訪中に、あろうことか"トップレス写真"がフランスのタブロイド誌に掲載されてしまったキャサリン妃。<AOL Celebrity>では「騒動」と「歴訪」それぞれの続報をお届けします。


【トップレス写真掲載騒動】
今回の騒動に対し、トップレス写真を掲載した仏タブロイド誌『クローザー/Closer』誌を告訴するという強硬姿勢に出た英王子夫妻。かつてエリザベス女王の報道官を務めていたディッキー・アービターさんは<Huffington Post UK>に対し、メディアに対するウィリアム王子の姿勢は常に明確であったこと、そして王子がこれを必要悪だと認識していることとを話している。「王室のメンバーが裁判所に出向くことはまれですが、母親のダイアナ元皇太子妃のこともあるでしょうし、同じことが妻に起こるのを避けたいと思っているのでしょう」と、アービターさん。

一方、王室の専門家でライターのチャーリー・ジャコビーは、夫妻が今回の行動に出た理由として、フランスがイギリスのように罰金を科すことのできる報道評議会がないことを挙げている。フランスにはプライバシーを保護する厳しい法律があるため、夫妻が裁判で勝つ可能性もあるとか。

また、英カーディフ大学メディア学でメディア関連の法律を教えるダンカン・ブロイ教授は、今回の夫妻の行動がメディアに対する警告だと分析。教授によると、王子の母ダイアナ妃もかつてメディアからの激しい攻撃にさらされたが、今の夫妻は多くの一般の人々に加え、イギリスのメディアも味方につけていると指摘している。彼は「今回の告訴によって(夫妻が)得るものは非常に少ない」とも話しており、今後の展開が気になるところだ。

【PHOTO GALLERY】歴訪5日目のキャサリン妃とウィリアム王子

<キャサリン妃のトップレス写真騒動に対する人々の声>

<トップレス写真の掲載で仏タブロイド誌を訴えたキャサリン妃&ウィリアム王子>

【歴訪】
9月11日からスタートした9日間の歴訪で、シンガポールやマレーシアを訪れた英王子夫妻。先週末にはマレーシアのボルネオ島にも足を運び、装備を付けて高さ130フィート(約40メートル)の木に登ったとか。

【PHOTO GALLERY】歴訪7日目のキャサリン妃とウィリアム王子

<図らずも"トップレス"のダンサーの歓迎を受けるキャサリン妃とウィリアム王子(ソロモン諸島)>

さらにマレーシアからソロモン諸島の首都ホニアラに降り立った夫妻。ジョナサン・サンダースの明るい色のドレスにジェーン・テイラーの帽子と、イギリス人デザイナーのファッションで現れた妃は、王子と共にバルバナス大聖堂を訪れたという。夫妻は本日18日そして19日に同じく島国ツバルを訪れ、イギリスに戻る予定だ。

ホニアラで地元の女性と言葉を交わすキャサリン妃



【PHOTO GALLERY】ソロモン諸島を訪れたキャサリン妃とウィリアム王子