『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートの新作映画『On the Road』。このほどその予告編が公開された。


映画のテーマは、1950年代中盤から60年代中盤にかけ、アメリカの文学界で注目を集めた"ビート世代(Beat Generation、Beatnik)"の若者たちで、同世代を代表する作家ジャック・ケルアックの同名小説(邦題は『路上』『オン・ザ・ロード』)が原作だ。ちなみにケルアックはかつて、ハリウッドの往年の俳優マーロン・ブランドに映画化の権利を買い、マーロン自らも出演するように求めていたこともあるそうだ。

有名な原作もさることながら、豪華なキャストもまた、映画の魅力の1つかもしれない。ケルアックをモデルにした主人公のサル・パラダイスをサム・ライリー(『サブリミナル』)が、ビート世代に影響を与えたアイコン、ニール・キャサディをモデルにしたディーン・モリアーティをギャレット・ヘドランド(『トロン:レガシー』)が演じる。そしてクリステンは、ディーンの若き妻メアリールウにキャスティングされている。その他にも、キルスティン・ダンスト、トム・スターリッジ、ヴィゴ・モーテンセン、エイミー・アダムス、スティーヴ・ブシェミ、『MAD MEN』のエリザベス・モスが名を連ねている。

監督は『モーターサイクル・ダイアリーズ』『パリ、ジュテーム』のウォルター・サレス。映画やドラマのデータベース<IMDb>によると、今年全米公開される予定。

『On the Road』予告編