「体」と「心」の性別が異なって生まれた性同一性障害を、そうでない人が理解するというのは大変難しい。はるな愛や椿姫彩菜などの性同一性障害である事をカミングアウトしている芸能人も多いが、芸能人やいわゆるゲイバーなどの飲食業に従事していない普通のゲイの人たちの実情はなかなか知ることが出来ない。ごく普通のサラリーマンでありながら、ゲイ(同性愛者)であることをカミングアウトしている男性が、日々感じた事やゲイを扱った映画などを紹介するオシャレなブログに出会った。


以前、どっちが勝ち組でショー】はるな愛VS椿姫彩菜「第二局」“女の幸せ”対決。という記事に対する反応がとても高く、性同一性障害を乗り越えニューハーフタレントとして活躍する二人への安易な記者の意見や、女性の身なりをしている二人を「オカマ」と表現した事について、様々なお怒りのコメントや書き込みをいただいた。あらためてこの問題の関心の深さを思い知らされた。

元々女性が男性の体で(またはその反対。)生まれてきてしまったという「障害」を頭ではわかっていても、「心と体の性別が一致して生まれた人」には、なかなかこの「障害」が理解できない。記者のような無理解な人間が気軽に話しのネタにするような事柄ではないのかもしれないがここで、興味深いブログを紹介する。

「ゲイリーマンのカミングアウト的思考」

ごく普通のサラリーマンでありながら、ゲイ(同性愛者)であることをカミングアウトしている男性が、日々感じた事やゲイを扱った映画などを紹介するオシャレなブログ。
このブログでは、同性愛者や性同一性障害の仲間が“自分らしく生きられる社会”を目指すNPOの活動も紹介もしている。ゲイや性同一性障害の人たちは、そうでない人に比べて“人を愛する事に”多く傷つき、それによってやさしい気持ちを持っている。そして芸術的感性も鋭い。このブログからはそれがとてもよくわかるのだ。「男性美」を意識した美しいピンナップ写真は、ノーマルな女性や男性も一見の価値あり。難しく考えないで気軽に見てほしいブログである。

以前から、美しいピンナップが見たくてこのブログを時々鑑賞していた記者だが、肝心なブログの本質については今まで「他人事」だと思っていた。それが、「はるな愛VS椿姫彩菜」の記事に繋がってしまったのだが、失礼をした時が「気づき」の始まり。今回を機に記者もゲイと呼ばれる同姓を愛する人や、性同一性障害の人について勉強していきたいと思う。

次回(2)は、管理人の男性が見た「はるな愛 VS 椿姫彩菜」について。

(編集部:宇佐木野ミミ)

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【参照】
「ゲイリーマンのカミングアウト的思考」


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