悔しいときはステップアップのチャンス! 悔しさとの正しい向き合い方

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 歌う占い師・青沼李果のもとに「悔しい気持ちとうまく付き合う方法を教えて」という相談が寄せられた。悔しい気持ちにどう向き合えばよいかは「タイプによって異なる」と青沼。

■悔しい気持ちととことん向き合って成長する

 青沼はタロットを切り、「相談者はとても淡々としていて、闘争心があまりないタイプ」と鑑定。「このタイプの人は、悔しいと思ったときがチャンスで奮起する材料にすべき」とアドバイスした。

 普段、闘争心を見せない人が「悔しい」と思うのはよっぽどのことに違いない。だからこそその気持ちを大切にして、「思い切り悔しがって、『どうして悔しいのか』と向き合ったほうがいい」と青沼。悔しさととことん向き合うことが、ステップアップにつながる。

■悔しい気持ちを転換して成長に生かす

 一方、悔しい気持ちと向き合うことがマイナスにはたらく人もいるそうだ。以前の青沼はまさにそのタイプで、「かつての私は『負けてたまるか』という反骨精神が強く、『悔しい』と思った相手と競おうとしてムキになっていました。けれどそれがうまくいかないと、さらに自分を責めることになったり、相手を嫌いになったり」。悔しさと向き合った結果、状況が悪くなり、半端ないダメージを受けていたというわけだ。

 そこで青沼が取った手段が「発想の転換」。悔しい気持ちと向き合うのはやめ、「『悔しい』と思った対象を脳内から削除するようにしている」という。「脳内から削除」とは単に「悔しい気持ちを忘れろ」というのではなく、「視点を変える」ということなのだとか。

 青沼によると、「悔しい」という感情の裏には「うらやましい」という気持ちが潜んでいる。「まずは『うらやましい』という思いがあるのを認め、目標に据えてしまう」。たとえばAさんに悔しさを感じているなら、「私はAさんみたいになりたいんだ」というように。目標に向けて努力を積み重ねていくほうが、誰かと競うよりも精神的にずっと楽になれる。

 悔しさは成長のバネになる。でも、自分のタイプにあった向き合い方を選ばないと、ときにつらくなることも……。悔しい気持ちに向き合うのがいいのか、目標に転換するのがいいのか。自分のタイプを見極めて、悔しさと上手に向き合っていこう。
(坂井玲子)

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※画像出典/shutterstock