こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、33歳です。

「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」。歳下のホタテくんと別れ、結婚を視野に入れた“本気の彼活”中!これまでのお話はコチラ

初対面でも何とかなる、と免疫がついた

マッチングアプリで免疫がついて、ハイスペック男子と出会える婚活アプリで2回初対面デートをしたところ、「出会いは気力次第でなんとかなる!」と実感。本気の彼活にも、少しだけ余裕が出てきた今日このごろです。(前回のお話はコチラ)

そして、2回も見ず知らずの男性とデートをすることで、私の中で免疫?みたいなものがついて、今後はブラインドデートをすることになったんです。ことの発端は、友だちのK子から「アミにいい人いるんだけどさぁ?」というお話。

「ノリが良くて、話が面白いから、アミ好きなんじゃないかなー」

「え、どんな人?」

「慶應出身で、今は某IT企業にお勤め。新規の事業開発の仕事をしている人だったかなぁ。ただし背は高くないかも。それでもいいなら紹介できるよ!」私は「ぜひ、会ってみたい! いつ会える?」と、前のめりに。ただ最初3人でスケジュールを合わせようとしたものの、K子の仕事が忙しいこともあり、なかなか予定が合わなかったんです。このままだと、どんどん先延ばしになってしまう!と思った私は、

「最初から2人で会うのとかあり?」と提案してみたんです。いきなり2人ということに、昔なら躊躇していたはずだけれど、今はそんな感覚があまりありません。それに、忙しいK子にとっては、なんのメリットもない会。時間をとってもらうのも悪いなぁと思ったわけです。

デート前に言われたアドバイスは「上に見過ぎてる感がよくない」

仕事のできるK子は「全然、ありあり。そしたら向こうの人にも話しとくねー」と言った2日後に、素早く双方のスケジュールを調整。LINEで「お店予約したよー」と、食べログのURLが送られてきました。話がトントン拍子に進み、ありがたい話です。

で、会う前にもらった事前情報が

・明るくてノリのいい子が好きそう

・いかにも……みたいなコンサバ系の服より、おしゃれ系の女子の方が好きそう

・もともとDJをやっていたから地味な人ではない

・こじらせている系だと思う

とのこと。K子もこの男性とは2〜3回、知人を通して飲んだことがあるくらい。親しい間柄とはいえないそうなんですが、K子とすごく仲良しの女友達の会社の人、ということで、どこの馬の骨かわからないような人、というわけではなさそう。

「服は何系がいいかな?」「この人のタイプは?」「元カノはどういうタイプだった?」「わたし、どう振る舞ったらいいかな?」などなど、私がLINEであまりにも質問攻めにしたせいか、K子が言ったんです。

ーアミの好きなようにして(笑)。

まぁ、それはそうなんですが……。

K子は、呆れ笑いをしているのだとわかりました。初デートなら、ある程度考えていかないとダメだとは思うものの、力み過ぎは確かによくないですよね。

そして、このタイミングでK子が私にこんなことを言ってくれました。

ーなんか「男性を上に見過ぎてる感」が良くないのかもよ?

このK子のいう「上に見過ぎてる感」というのは、彼氏を追い求め過ぎてしまって、男の人を常に下から見上げてる状態を作ってしまっている、ということらしいのです。

つまりそれは「余裕がない」ってことだと思うんですが、確かに追い求め過ぎれば過ぎるほど、なかなか手に入らず……。そして、手に入らなければ手に入らないほど、どんどん自分の中で高価なものになっていってしまうことはありますよね。

自分で勝手に、しかも無意識に「手の届かない人認定」してしまってる。それが悪循環でよくない!というのが、K子の指摘でした。

ー服装も婚活意識し過ぎない方がいいかもよ? この人の場合。自分らしく、がいちばん!

と、言われ、私は肩の力をスッと抜いてデートにのぞむことになりました。

銀座の某イタリアンのお店に8時半に待ち合わせ

「美味しいいお店予約しておいたから!」と言っていたK子。デート当日に向かおうとしていたのは、銀座の老舗イタリアン。待ち合わせは、8時半でした。

ところがこの日、私に悲劇は起きました。

夕方ごろ、突然具合が悪くなったんです。吐き気がしてきて、頭痛もガンガンと痛い。さらには胃がキューっと締め付けられるように痛くなってきて……。結局、それはウィルス性の風邪だったわけですが、もうデートの直前……。

行くのをやめようか? どうしようか?と悩んだものの、ドタキャンするのは、その人はもちろんのこと、K子にも悪過ぎると思い、とりあえず無理して行くことにしたんです。

食事するとしても、せいぜい3時間くらいだし、なんとかなるかな……と。

こんな状況で行った初デート。現れたのは、頭の回転がとっても早くて、会話上手な人でした。喋るのも得意なんですが、人に話を振るのも上手で、言い表すなら“司会者タイプ”。

とっても楽しそうにおしゃべりする男性だったわけですが……。私の体調の悪さはピークに。かなり苦しい初デートになってしまいました。〜その2〜に続きます。

39歳、IT企業勤務で新規の事業開発に携わるお仕事。海外に留学した経験もあるそうで、知的な雰囲気もたっぷりでした。