プロ野球選手検索ランキング

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2017年の日本野球は3月のWBC(World Baseball Classic)に始まり、ペナントレースではセ・リーグで広島東洋カープ、パ・リーグで福岡ソフトバンクホークスが優勝。日本シリーズではクライマックスシリーズで広島東洋カープを退けた横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスが激突し、福岡ソフトバンクホークスが見事日本一に輝きました。
2017年の検索において、最も注目されたのは一体どの野球選手なのでしょうか?

■dメニュー プロ野球選手検索ランキング
  1位 大谷翔平(北海道日本ハムファイターズ ※)
  2位 イチロー(マイアミ・マーリンズ ※)
  3位 坂本勇人(読売ジャイアンツ)
  4位 斎藤佑樹(北海道日本ハムファイターズ)
  5位 ダルビッシュ有(ロサンゼルス・ドジャース ※)
6位以降のランキング結果はこちら!

1位はメジャー入りが決まった 大谷翔平

検索回数で見事1位に輝いたのは、大谷翔平(北海道日本ハムファイターズ ※)でした。
月別での推移から、特に注目された時期を見ていきます。

1月の足首のけが/2月のWBC出場辞退
大谷翔平は2017年の1月から足首のけがに悩まされてWBC参加が危ぶまれていましたが、多くのファンの期待と本人の希望もむなしく、2月には正式にWBCを辞退することを発表しました。
この時期の検索数推移からは、野球ファンのみならず、世間からも大谷選手のWBC出場に対する期待度が高かったことがうかがえます。

6月の一軍復帰
この1月のけがとは別に、4月には試合での走塁中にけがをして再び第一線から離れ、治療・回復のため2軍でリハビリ生活を送っていた大谷選手。
けがからの復帰には2ヵ月を要し、6月にようやく1軍登録されることが決定。ニュースにも取り上げられました。6月に検索数が伸びているのは、復帰に対するファンの気持ちが現れていると言えるでしょう。

9月に報じられたポスティング制度での「メジャー挑戦」
シーズン終了が近づいた9月と10月には、大谷選手がポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦するのではないかと報じられて注目が集まりました。その後11月には実際にメジャーリーグへの挑戦が発表され、現在は代理人による交渉の行方に注目が集まっています。

二刀流大谷は投手/野手どちらで注目されるか

大谷選手といえば、2016年にシーズン22本塁打を記録するなど投打の二刀流が特徴ですが、メジャーでは、投打のどちらでどのような活躍をしてくれるのかにも期待が高まっているようです。
続いてはメジャーリーグで先に活躍している選手についても調査しました。

注目度の高いメジャー選手はこの二人
ダルビッシュ有が8月に最も検索されています。
これは、メジャーリーグのトレード期限ぎりぎりの7月31日にテキサス・レンジャーズからロサンゼルス・ドジャースに電撃トレードされ、多くのメディアで報じられた影響でしょう。5月にできている検索回数の山も、ダルビッシュ選手がトレード候補に浮上したことによる検索上昇といえます。
移籍後は9試合に登板して4勝をあげ、ドジャースのプレーオフ出場に大きく貢献しました。
10月にはプレーオフがはじまり、田中将大が所属するニューヨーク・ヤンキースは、アメリカンリーグの決勝まで進みましたが、残念ながらヒューストン・アストロズに敗れてしまいました。
一方のナショナルリーグは、ダルビッシュ選手と前田健太が所属するロサンゼルス・ドジャースが優勝。メジャーリーグの王者を決めるワールドシリーズでもダルビッシュ選手が先発で2試合、前田選手が中継ぎで4試合に登板して注目を集めました。

メジャーの大先輩イチロー選手の注目度は?

大谷に続く2位を獲得したのは、今年プロ野球生活25年のイチロー(マイアミ・マーリンズ ※)でした。
こちらは試合での活躍がそのまま検索数・注目度とリンクした推移だと見て取れます。シーズン開始から右肩上がりに数値が増え、シーズン終了前にはその年の記録や通算記録への期待が上昇。シーズン終了とともに数値が落ちています。

ここまでメジャーリーグという大舞台で活躍する選手への注目度を検索数で見てきましたが、やはり活躍が伴わない限り注目され続けるのは難しいことがよく分かります。
メジャーへの挑戦は、規格外のスター選手が名を連ねる中で常に活躍し続けなければいけないという、大きな試練が待ち構えていると言えるでしょう。

2018年に向けた世間の期待は「清宮幸太郎」


今年のドラフト会議で史上2番目に多い7球団からの指名を受けた清宮幸太郎は、月別の上昇率が1位でした。
3月は春の選抜高等学校野球大会で注目されましたが、残念ながら2回戦敗退という結果に終わりました。その後、夏の甲子園に向けて東京予選が始まり、清宮選手への注目度が上がっていきましたが、西東京大会の決勝で東海大菅生高等学校に敗れて甲子園への出場はかないませんでした。
9月以降は進学かプロ入りかが注目される中、プロ野球志望届を高野連に提出してプロの道を選択。最終的には北海道日本ハムファイターズへの入団が決定しました。気になる背番号は「21」。新たなスター選手としての活躍に、多くの野球ファンが期待をかけているのではないでしょうか。

※所属球団は2017年シーズン中のものです

データ提供:dメニュー検索数集計結果より(期間:2017年1月1日〜2017年10月31日)