あなたは文具にこだわりがある“文具女子”ですか?

株式会社ネオ・マーケティングの調査によると、オフィスで働く正社員女性を対象に「文具へのこだわり」を尋ねた結果、全体の54.8%が「こだわっている」と回答したそうです。つまり働く女子の約6割が文具女子ということに。

こだわり派は半数以上!文具好きの女性は思いのほか多いのです。

メールやLINEとは一味違う?文具女子は手書きにこだわる!

では文具女子たちが一番こだわっている文具は、どのジャンルでしょうか?同調査による「かなりこだわっている」「こだわっている」と答えた割合が多い文具を、ランキング形式で紹介します。

文具女子がこだわる文具ランキング

1位 筆記具……35.8%

2位 ノート・手帳……32.4%

3位 付箋・メモ帳・ひとことメモ……24.7%

4位 一筆箋・便箋・封筒……24.0%

5位 ペンケース……23.9%

6位 ファイル・クリアファイル……20.6%

7位 マスキングテープ・シール……19.9%

8位 スタンプ・印鑑……19.7%

9位 はさみ……17.8%

10位 修正液・修正テープ……17.7%

1位「筆記用具」2位「ノート・手帳」。このあたりは文具の王道であり、1位2位も納得です。しかし3位が「付箋・メモ帳・ひとことメモ」で4位は「一筆箋・便箋・封筒」なのは、少々意外な気がしませんか?「付箋・メモ帳・ひとことメモ」はその場で簡易的にメッセージを残すもので、「一筆箋・便箋・封筒」は手紙として第三者におくるもの。形は違えど、どちらもメッセージを伝えるツールです。近年その役割はすっかりメールかLINEなどのSNSが主流ですが、文具女子はあくまでも手書きにこだわっていることが分かります。

そんな文具にこだわりを持つ女子たちの特性は、職場のコミュニケーションにも生かされているのでしょうか?同調査によると、職場で文具がきっかけとなり、会話やコミュニケーションが生まれた経験がある女性は全体の67.0%。約7割近くが生かされていると感じているようです。

文具女子が気になる「男性の文具」事情。持ってほしいのはコレ!

しかし文具のこだわりが強いと、つい気になってしまうのが他人の文具。特に文具女子にとって、オフィスの男性がどんな文具を持っているかという点は重要ではないでしょうか?

同調査では、男性が「キャラクター系文具」もしくは「高級文具」の文具を持っていることについて、文具女子たちにイメージを調査。彼女たちはどちらの文具に好感を持つのでしょうか?

「キャラクター系」と「高級系」、それぞれの長所が合わされば、女子ウケ最高の文具ができるかもしれません。

上記データを見ると、まず「高級文具」は上位2つが「センスがいい」(37.1%)、「仕事ができそう」(34.6%)と好意的な意見ですが、3位に「近寄りがたい」(25.3%)がランクイン。さらに「親しみやすい」もわずか5%しかいませんでした。

一方「キャラクター系文具」の場合、一番多かったのは「高級文具」で少数だった「親しみやすい」(32.6%)。しかし次に「特に何も感じない」(23.0%)がきて、さらに「センスが悪い」(20.5%)、「仕事ができなそう」(19.4%)と、ネガティブな意見が続いてしまいました。文具女子はやはり高級系文具を持つ男性のほうが、評価が高くなる傾向にはあるようです。

スマホやパソコンでのメールやSNSが普及したからこそ、アナログの「手紙」「手書き」「付箋」に付加価値が出るのかもしれません。

この結果を総括すると、男性の文具は高級系をベースにしつつ、一部キャラクター系を入れて“親しみやすさ”を感じさせる。それが、文具女子の高感度を上げる文具の黄金比率といえそうです。今や女性の半分以上が文具女子なので、男性の皆さんはぜひ参考にしてくださいね。

【調査概要】
調査媒体:株式会社ネオマーケティング
調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳〜49歳の文具にこだわりのあるオフィスで働く正社員女性を対象に実施
有効回答数:800名