ヒステリックな自分が嫌い…。嫉妬心との上手な向き合い方

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こんにちは、コラムニストの愛子です。


恋に嫉妬はつきもの。誰でも1度くらい、嫉妬に苦しんだことがあると思います。多少の嫉妬は「可愛いヤキモチ」として恋を盛り上げてくれることもありますが、強すぎる嫉妬心は彼との関係を壊す原因になることもあります。


なによりも、ヒステリックに怒ってしまったり、素直になれず嫌な態度をとってしまったりと、嫉妬したときの自分が嫌いで悩む女性も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、嫉妬心と上手に向き合い、好きな自分で恋愛を楽しむ方法を、考えていきたいと思います。

■1.嫉妬するのは「奪われたくない」から

恋愛における嫉妬心のほとんどは、恋人が他の異性と親しくしたり、他の異性に興味を抱いたりしたときに感じるはず。「他の女性に彼を奪われるかも?」という不安や恐れが嫉妬の正体です。


でも実は、コントロールしきれないほど強い嫉妬心を抱く女性には、奪われたくないものが彼以外にもう1つあるのです。

■2.彼に愛されている=女としての価値?

強い嫉妬心を抱きやすい女性が、奪われたくないと思っているもう1つのものとは「女としての自信」ではないでしょうか。


彼が他の女性を好きになってしまったら、自分よりその女性が魅力的だっただからだと感じて落ち込む女性は多いと思います。


でも冷静に考えてみると、そのときの彼にとってはそう見えただけのこと。本当は決してあなたに魅力がないわけではないし、他の人から見れば、その女性よりあなたの方が魅力的に見えることだってあるのです。


彼に愛されること、彼に評価されること=自分の価値ではありません。
彼の気持ちに左右されず、あなた自身が自分の魅力を信じることで、心の平安を保てます。


そうすることで、ちょっとしたことで「私は魅力がないから、彼は他の人を好きになっちゃうかも」と不安になることもなくなりますし、万が一嫉妬するような出来事が起きても、ヒステリックなったり必要以上に彼を疑ったりすることがなくなるでしょう。

■3.素直に伝えれば、嫉妬心は和らぐ

心理学では、感情は抑えると強まり、感じ切ると消滅すると言われています。それは嫉妬心も同じ。気持ちを抑えようとすると、ますます嫉妬心が強まり、いつか爆発して彼に激しい怒りをぶつけてしまいやすくなるのです。


だから嫉妬を感じたら、我慢せず素直に彼に伝えるようにしましょう。溜め込む前に伝えようとすれば、彼を不快にさせないような言い方を選ぶ心の余裕もあるはず。


ヒステリックに怒りをぶつけて自己嫌悪に陥ることも、彼との関係を壊すこともなくなるでしょう。むしろ彼は、素直で、かつ真摯に伝えようとするあなたに対して、さらに誠実に向き合ってくれるはず。


そうすればきっと、嫉妬心は和らいでいくとともに、「こういうことは嫌」というものがふたりの中で明確になっていき、先のトラブルもどんどん減っていくと思います。

■4.一人で嫉妬心を解消するには

感じ切ることさえ出来れば嫉妬心は消えるので、彼に伝えず一人で解消することも可能です。ただし一人で考えていると、嫉妬している自分を否定しやすいので気を付けてください。どんな感情が湧いてきても抑えたり否定したりはしないこと。


気持ちを書き出したり、声に出して言ってみたりするのもいいと思います。ちゃんと感じ切ることが出来れば、嫉妬心は消えていくはずです。

■おわりに

嫉妬は誰でも感じる自然な感情なので、それを否定する必要なんてありません。素直に彼に伝えるか、あなた自身がちゃんと受け止めることができれば、ちゃんと収まっていくはずなのです。


ハウコレ読者の皆様が、「好きな自分」で恋愛を楽しまれることを心から願っています。(愛子/ライター)


(ハウコレ編集部)