8月31日はダイアナ元妃の命日。その前日となる2017年8月30日、ウィリアム王子とハリー王子はケンジントン宮殿で一般公開されている、元妃の記念庭園「ホワイトガーデン」を訪問した。

今回の庭園ツアーにはキャサリン妃も同行。この日の装いはシルク素材にボタニカルなフローラルプリントあしらったプラダのドレス。モニカ ヴィナダーのイヤリングや、LKベネットのパンプスを合わせて、エレガントなスタイルに仕上げた。

両王子とキャサリン妃を庭園に案内したのは、ヘッドガーデナーのショーン・ハーキンさん。そこでデザインのコンセプトや花の説明をしたのだそう。そんなハーキンさんは以前、米『カントリー・リビング』誌のインタビューで「没後20年の追悼記念にケンジントン宮殿で元妃の展覧会『ダイアナ:彼女のファッションストーリー』が開催されることを聞いて、庭園でも何かできることはないかと考えました」と語っている。

さらに「それから展覧会に出展されるドレスを見て、白やクリーム色のものが多いと感じました。エルビスドレスと呼ばれたキャサリン・ウォーカーのドレスも白だし、マリオ・テスティーノが撮影したポートレートで着用しているドレスもクリーム色ですよね。あと展覧会の雰囲気が明るく、高揚感あふれるものだったので、庭園でもそれを表現したいと考えました」と庭園に対する想いを伝えていた。

庭園ツアーが終わるとウィリアム王子とハリー王子は、宮殿のゴールデンゲート(正門)を訪れ、人々からダイアナ元妃に寄せられたカードや手紙に目を通したという。

ウィリアム王子とキャサリン妃、ハリー王子が開設したケンジントン宮殿名義のツイッターには、「ウィリアム王子とハリー王子は、みなさまから寄せられた花束や手紙、メッセージにとても感謝しております。またケンジントン宮殿まで足を運んでくれた皆さまにも心より感謝申し上げます」とのメッセージ。みんなの想いはダイアナ元妃にも届いているはず。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Reiko Kuwabara

From:Harper's BAZAAR UK