春から秋にかけて多様な花々が湿原を彩ることから「花の湿原」とも呼ばれています。

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北海道には釧路湿原をはじめ湿原が多くありますが、北海道の東部・釧路と根室に間にある霧多布(きりたっぷ)湿原も、ラムサール条約に登録されているなど北海道を代表する湿原です。また、近隣の町・別海(べつかい)は牛乳やホタテが有名な町。最近ではあるものが町の名物グルメに…。さっそく、ご紹介します。

湿地としての国際的評価も高く、1993年にはラムサール条約に登録されています

■ 霧多布湿原

面積は3168万m2という、国内でも屈指の広さを誇る湿原。春から秋にかけて多様な花々が湿原を彩ることから、「花の湿原」とも呼ばれています。霧多布湿原センター内では、そんな湿原の仕組みや散策のポイントを解説。2階の展望ホールからは、湿原の風景を一望できます。

湿地としての国際的評価も高く、1993年にはラムサール条約に登録されています

琵琶瀬展望台から霧多布湿原を広く見渡すことができます

■住所:浜中町四番沢20 ■電話:0153・65・2779(霧多布湿原センター) ■時間:9:00〜17:00 ■料金:無料 ■休み:なし(10〜4月は火)

■ 霧多布温泉 ゆうゆ

浜中町の中でも小高い湯沸山の一角に位置する町営の温泉保養施設。浜中湾と霧多布岬、湿原をバックに、霧多布の風情を感じながら入浴を楽しめます。地下2000mから湧き出る湯の泉質は、ナトリウム-塩化物冷鉱泉。体の芯から温まる温泉としても評判を博しており、地元の人のみならず、近隣のキャンプ施設利用者も多く足を運んでいます。

■住所:浜中町湯沸432 ■電話:0153・62・3726 ■時間:10:00〜22:00(受付は21:00まで) ■料金:大人500円(中学生以上)、小人250円、未就学児無料 ■休み:第1月曜(祝の場合は翌日)

■ 別海町新酪農村展望台

まさに「酪農王国・北海道」の姿が見られる施設。高さ10mの展望台に登ると、眼前には広大な緑の牧草地と酪農村ならではの風景が広がり、その圧倒的スケールに王国の息吹を感じられます。晴れた日は遠く、知床連山の姿を眺めることができます。

■住所:別海町別海396-7 ■電話:0153・75・2111(別海町役場商工観光課) ■時間:24時間 ■料金:無料

■ ポークチャップの店ロマン

看板メニューは、店名にも掲げる“ポークチャップ”。豚肉のソテーに特製のケチャップソースを絡めるというシンプルなものですが、看板たるゆえんはその重厚感にあります。国産豚肉の生ロースの厚さはおよそ7cm。それをじっくりとオーブンで焼き上げた一品です! 別海町の名物として大勢の方がこの味を求めて訪れます。

ミニポークチャップ(400g)1700円(※ライス別途250円)。約25分の時間で焼き上げられた豚肉には、本来の旨味が凝縮されています。

店内にはテーブルがゆったりと並べられ、清潔感にあふれています

■住所:別海町別海鶴舞町120-3 ■電話:0153・75・2458 ■時間:11:00〜17:00(LO16:00) ■休み:木 ■席数:36席(喫煙可)

釧路と根室の中間に位置するこのエリア。ぜひ釧路から根室半島や野付半島、そして知床半島に向かうときに立ち寄ってみてください!

【北海道ウォーカー編集部】