初島を知っていますか? 東京からわずか2時間、都心から最も近いリゾートと言われている離島です。

今回は、私が「グランピングにハマったきっかけ」となったこの島をご紹介します!

バラエティ豊かな海鮮丼が揃う食堂街





行き方は、東京駅から熱海駅まで東海道新幹線で向かい、バスもしくはタクシーで港まで、そこからフェリーに乗ることわずか30分、熱海港から約1kmの距離です。ぐんぐん島が近づいてくるほどにテンションもアップ。

船から降り港へ立つと、海の幸を食べられる食堂がずらり並んでいます。お昼過ぎに到着したので、どこにしようかな、と悩みつつ入ったお店でまずは一杯。ああ至福。
お店によってイカ丼やアジ丼などネタはそれぞれ微妙に違えど、基本的にどれもおいしくて外れナシなのでお好みでどうぞ(私はほぼ全店舗制覇しました♪)。


この時、港近くの干物屋さんで何かしらの干物を買っておくことをオススメします。なぜかは後ほど説明しますが、オススメはイカ。初島はイカがよく取れることで有名なのです。
また島にコンビニはなく、夕方には閉まるスーパーが港に一つだけ(自販機はいくつかあります)。なので必要な食料品は早めに買っておくと吉。

熱海アイランドリゾートのトレーラーヴィラに宿泊





そこから海沿いをのんびり10分ほどかけて散歩し、「熱海アイランドリゾート」へチェックイン。「アジアンガーデンR-Asia」の入り口まで階段を上がると、そこは亜熱帯のリゾート地。

目にも鮮やかな青い空とフェニックスヤシの緑のコントラスト、パラソルとハンモックが並んでいる光景はまさに天国に来たかのよう。
ひとまず荷物を脇に置いて、カクテル片手にハンモックで揺らゆら……アルファ波が出て日頃のストレス解消にはうってつけです。



ひと休みした後は、いよいよ本日の宿、グランピング施設へ。
昨年はテントヴィラに宿泊しましたが、2度目の訪問となる今回はトレーラーヴィラへ宿泊することに。映画でよく見る外国製の大きなトレーラーにはトイレやシャワーだけでなくミニキッチンも付いており、2〜6名まで宿泊可能です。
(ちなみに今年からはテントヴィラがアジアンリゾートヴィラへと生まれ変わりました。こちらもカップル旅にはぴったり!)



夕食までの時間は、島を散策したりSPA施設・海泉浴「島の湯」で海を臨めながらお湯に浸かったり。このお湯は組み上げた井戸水と海水とが混ざり合ったもので、肌がつるつるになると評判なのです。
刻々と変わる空と海の表情はいつまでも見飽きることがなく、宿泊客は何度入ってもOKなので、暇さえあれば入浴していました。

青空の下でバーベキューを堪能





お待ちかねのディナーは、各ヴィラに備え付けのグリルで行うセルフバーベキュー!
食材は時間になるとスタッフが運んで来て冷蔵庫に入れておいてくれるので、取り出して焼くだけのザ・グランピングスタイル。

昨年に続き2泊したのですが、できれば2泊してほしい理由は、こちらは1泊目は牛ステーキ中心で2泊目が海鮮系&パスタ中心と、食事の内容が違うから。どちらもおいしいのですが、グリルで作るパスタが思いのほか楽しかったんですよね。しかも青空の下で自分たちで作る(焼くだけですが)食事はとびきりのご馳走。

ここで、先ほど購入した干ものを焼きます。新鮮な魚介はいくらでも食べられるので「もっと買えば良かった」と思ったほど。



秋の日はつるべ落としと言いますが、島の日もつるべ落とし。陽が沈むと、島の周りは暗闇と静寂に包まれます。夜の8時なんて都会にいればまだまだこれからという時間ですが、ほとんど街灯がなく、遅くにやっている居酒屋などもないので夜がとても早いんですね。そして朝が早い。ゆっくりお風呂に入り、星を数えながら眠りにつきます。
明日はまたお楽しみが待っています♪

初島アイランドリゾート
〒413-0004
静岡県熱海市初島 
0557-67-2151
https://www.pica-resort.jp/hatsushima/