「真味(しんあじ)」(左)と「元味(もとあじ)」(右)から選べる

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ミシュラン麺職人と人気陶芸家が「沖縄そば」でコラボレーション。

【写真を見る】インパクト抜群の島豆めし!

島豆腐と沖縄そばの専門店「島豆腐と、おそば。真打田仲そば」が、今年4月に沖縄県名護市にオープンした。

「至高の一杯を、珠玉のうつわで」をコンセプトにした同店。麺とスープは東京ミシュランガイドで、ビブグルマンを受賞し続けている麺職人の宮崎千尋氏がプロデュースしている。

麺は小麦粉の味と食感が楽しめるように、寝かせて熟成させた生麺を使用。スープはカツオ、豚、鳥からそれぞれ丁寧に出汁をとってあわせた。

沖縄そばを引き立てるうつわは、沖縄の焼き物「やちむん」の陶芸家の宮城陶器が一品ずつ丹精こめて制作した。作品によっては一年待ちとなる人気工房で、店内には宮城陶器のギャラリーも併設している。

代表メニューとして、「田仲そば(元味)」(650円)や「ソーキそば(真味)」(680円)、「島豆めし」(450円)、「おそばと島豆めしのセット」(850円)をラインナップ。沖縄そばの伝統を守りながら、新しい沖縄そばを楽しんでもらいたいという想いから、2種類の沖縄そばから選べるスタイルとなっている。

元味(もとあじ)は伝統的な沖縄そばの澄んだスープで、カツオが香り、豚、鳥の上品なうま味が溶け込んでいる。真味(しんあじ)は同じ食材を使いながら、異なる出汁の取り方で白湯スープに仕上げている。

さらに、もう1つの名物として「島豆(しまとう)めし」も注目。さんぴん茶(ジャスミンティー)で炊いたご飯の上に、じっくり煮込んだ島豆腐をのせたオリジナルメニューとなっている。

甘辛な島豆腐と、ジャスミンの爽やかな香りがマッチし、残り半分はそばのスープをかけて出汁茶漬けで食べるのがおすすめ。

こだわり抜いた至極の地元メシを、味わってみて。【ウォーカープラス編集部/コタニ】