にしん御殿 小樽貴賓館 旧青山別邸/おたる水族館周辺の人気観光スポット。次に向かうのは……

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小樽へ観光に行くなら、ぜひ立ち寄ってほしいのが「おたる水族館」。目の前が海というダイナミックなロケーションで、迫力満点のトドやアザラシを間近に感じられる人気スポットです。今回はJR小樽駅からバスで約20分で行ける、水族館エリアの周辺スポットやグルメも楽しむオススメルートを紹介しますね。【トータル(往復)約3時間半/移動時間約70分】

民宿 青塚食堂/海鮮丼

↓【まずは、JR小樽駅より中央バス「小樽水族館」行きに乗車約20分。「祝津3丁目」で下車、徒歩5分で最初のスポットへ】

■ スポット1(所要時間30分)>ニシン全盛時代の栄華を伝える豪邸「にしん御殿 小樽貴賓館 旧青山別邸」

明治〜大正期にニシン漁などで巨万の富を築いた網元・青山家の別邸。敷地面積は1500坪におよび、軒下の彫刻、うぐいす張りの廊下、書院づくりの床の間など、細部に至るまで贅を尽くした建築から、当時のニシン漁の隆盛ぶりがうかがえます。2010(平成22)年には国の登録有形文化財にも選定されたんですよ。和風懐石などが味わえるレストランも併設されています。

■住所:小樽市祝津3-63 ■電話:0134・24・0024 ■時間:9:00〜17:00※1〜3月は 〜16:00、12/28〜30は 〜15:00※受付は閉館30分前、レストランは11:00〜17:00(LO16:00)※1〜3月は 〜16:00(LO15:00) ■休み:12/31〜1/7 ■料金:入館料1080円

↓【次のスポットへは徒歩12分】

■ スポット2(所要時間45分)>丼ものから焼魚定食までハズレなし!「民宿 青塚食堂」

おたる水族館駐車場下の道路沿いにある民宿食堂がココ。ここのウリは何といっても海の幸を使った料理の豊富さとおいしさ! ホッケやハッカクの焼き物、生ちらしなどの海鮮もの、何を頼んでも安心安全の鮮度と旨さを堪能できます。オススメは、ボタンエビ、イクラ、生ウニなどを贅沢に盛り込んだ「海鮮丼」(2980円)。店員さんに「今は何がおいしいか」を聞いてから注文するのもいいですね。

■住所:小樽市祝津3-210 ■電話:0134・22・8034 ■時間:10:00〜20:00(LO19:00) ■休み:不定 ■席数:200席

↓【次のスポットへは徒歩5分】

■ スポット3(所要時間60分)>恵まれた環境をいかした楽しい水族館「おたる水族館」

常時約250種以上の海洋ほ乳類・鳥類・魚類などを飼育展示。テーマ別の水槽やプール、イルカやトドのショーなど、生きものへの理解を深め、素晴らしさを身近に感じられますよ。とりわけアザラシは飼育総数が50頭以上におよび、その数はダントツの日本一! また、迫力満点のトドのダイビングショーは必見。日本国内ではおたる水族館でしか飼育されていないネズミイルカも見られますよ。

■住所:小樽市祝津3-303 ■電話:0134・33・1400 ■時間:通常営業9:00〜17:00(10/16月曜〜11/26日曜は〜16:00)※最終入館は閉館30分前、 ■休み:11〜12月と2〜3月に各2週間ほど休館日あり ■料金:大人1400円

↓【時間の余裕があるなら、水族館から徒歩5分でこんなスポットも】

■ おまけスポット(所要時間10分)>石狩湾や増毛連山などを一望「祝津パノラマ展望台」

おたる水族館の裏手にある展望台で、断崖上に位置しているため高さ70mながら高度感あふれる眺望が楽しめます。西側は赤岩から余市、積丹方面の海岸線が。東側は眼下に水族館の屋外飼育プールと小樽市鰊御殿が立つ高島岬、その向こうに石狩湾と増毛の山々までを一望できます。眼下の屋外プールからトドの声が聞こえてくることも。

■住所:小樽市祝津3 ■電話:0134・32・4111(小樽市産業港湾部観光振興室) ■時間:24時間見学可

おたる水族館から小樽駅前行きのバスが出ていますので、それに乗って駅に戻り、運河や堺町などを巡るのも良し、また札幌、新千歳空港へ向かうも良し。「アシがないしなぁ」なんて方、バスを活用して小樽を楽しんでみてください!

【北海道Walker編集部】