全12都市の街をテーマにした文房具「地図ステーショナリー『mati mati』」

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2017年2月10日に愛知県内のロフトで、“名古屋の街”をデザインに落とし込んだユニークな文房具が発売された。この商品は、全国の街の住宅地図データをもとに各街の特色を加えてデザインした文房具「地図ステーショナリー『mati mati』」のシリーズで、大手地図製作会社「ゼンリン」の女性社員プロジェクトチームが企画したものだ。

【写真を見る】全4種類の文房具が販売される

「地図ステーショナリー『mati mati』」は、各街ごとに4つの文房具を販売している。東京・表参道なら“ファッション”、大阪・梅田なら“地下街”などのテーマがある。喫茶店文化の“モーニング”をテーマにした名古屋バージョンでは、名古屋城や白川公園、オアシス21などランドマークが多い栄周辺エリアの地図となっている。レトロ喫茶や喫茶店にぶら下がる電球のイメージから、温かみのあるイエローとブラウンがイメージカラーとして使われている。

「3LAYER mati FILE」(380円)は、3ポケット仕様が便利なA4サイズのクリアファイルで、喫茶店がある場所に“コーヒーカップ”がマーキングされている。落書き気分で道路にメッセージが書けるマスキングテープ「STREET MEMO TAPE」(430円)には、久屋大通がデザインされている。便せんや折り紙、ラッピングペーパーとしても使えるノートパッドの「MAP WRAP NOTEPAD」(20枚 380円)は、切り離せるるB5幅サイズの正方形で使い勝手がいい。昼と夜の街をイメージした2種類があるのも魅力的だ。ノートやガイドブックに貼って、旅行のプランニングや記録などに使える「TRAVEL TAG FUSEN」(480円)は、カタチや素材、使い方も“まちまち”で実用的なセット。本の中に家の形をした付せんを貼っていくと、自分の街を作っていく気分が味わえそうだ。

「出身地や方言の話題と同じように、身近な街の地図柄を通じて人々の会話がうまれること」を願って開発されたという「mati mati」シリーズ。現在、全12都市48種類の商品が販売されているので、名古屋以外にも気になる都市があれば探してみよう!【東海ウォーカー/淺野倫孝】