太りにくい体に!プロ直伝「脂肪を燃えやすくする」エクササイズ

写真拡大 (全3枚)

痩せたい、魅力的なプロポーションになりたい。そんなときにはしゃがむだけのスクワットがオススメ!

“キングオブエクササイズ”と言われ、これひとつで下肢のほとんどの筋肉に効果が見込めるという効率的な筋力運動です。一度に多くの筋肉を引き締め、基礎代謝のアップの効果があると言われています。

そこで今回はスクワットアドバイザーである筆者が、女性が太りにくい体をつくるためのしゃがみ方とポイントをご紹介します。

■我流でやってない?「やせるしゃがみ方」をご紹介

スクワットには様々な種類があります。やり方によってはかえってひざを痛めてしまったり、また何百回も行って筋肉痛になり、諦めてしまってはもったいないですね。

では女性はどういう風にスクワットをすれば良いのでしょうか?

■スクワット前のチェック

(1)目的に合ったフォームができているか

ムキムキではなく、引き締め・美脚づくりに役立つしゃがみ方で行いましょう

(2)安全であるか、無理のない方法であるか

ひざを痛めたり、無理なしゃがみ方をして転ばないよう気を付けましょう。

また、回数が多いとフォームが崩れやすくなります。全身鏡があればその前でチェックしながら行いましょう。

(3)簡単であるか、継続可能であるか

「まずは5回チャレンジ!」など、少しずつでOK!飽きずに毎日楽しみながらできることが継続に繋がりますよ。

フォームを守っていれば効果は見込めます。

■フォームのポイント

(1)ひざを出しすぎない

つま先ラインを超えると、ひざ関節は一気に不安定になります。

(2)ふとももを付け根からしっかり曲げる

お尻を突き出すようにしゃがむ。

■太りにくい体をつくる「もも&しりスクワット」

12〜15回でおよそ60〜90秒程度

一度に多くの筋肉部位を刺激するスクワットは効率的!

主動筋は太ももですが、お尻を引くと太ももばかりでなくお尻や腿の後ろといった下肢全体に効率的です。太ももの付け根から曲げれば、脂肪燃焼効果がアップする大腰筋によく刺激を与えられますよ。

いかがでしたか? 今回は、太りにくい体をつくるしゃがみ方を紹介しました。慣れれば簡単ですし効率的な筋力運動なのでうれしいですね。フォームのポイントを押さえて行えば女子力アップ間違いナシ!

【筆者略歴】

小川りょう ・・・ スクワットアドバイザー/健康運動指導士。ヨガ、ウォーキング、ストレッチ、アロマ、美と癒しの運動指導と講演活動を行う健康づくり専門家。健康・美容商品プロデュースやTV・ラジオ出演等。早稲田大学大学院スポーツ科学修士号。

【画像】

※ MediaGroup_BestForYou / Shutterstock