2016年の新作「エクレアケーキ」(各税抜3000円)は、「ストロベリー」(写真手前)と「丹波の黒豆」(写真奥)の2種類を展開

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ハロウィンムードが高まる一方で、早くも聞こえてくるのはクリスマスの話題。今回紹介するのは、虎ノ門ヒルズ内にあるホテル、アンダーズ 東京のペストリーショップで販売されるクリスマススイーツだ。

【写真を見る】食べたいケーキがありすぎて選べない…そんなお悩みを解決!「アソートショートケーキ」(税抜5500円)

同店でパティスリーシェフを務めるのは、2012年に行われた国際製菓コンクール「ル・モンディアル・ザール・シュクレ2012」での優勝経験も持つ、岡崎正輝シェフ。繊細でありながらも、岡崎シェフならではの遊び心がたっぷり詰まったラインアップの中から、注目の3品をピックアップしてお届けしよう。

■ 長さ28cm!「エクレアケーキ」(税抜3000円)

元々エクレアを看板商品に掲げている同店だが、今年はクリスマスの食卓を華やかに彩る、長さ28cmの「エクレアケーキ」がお目見え。味は「ストロベリー」と「丹波の黒豆」の2種類を用意し、どちらも中にクレームブリュレが入っている。

「ストロベリー」はクレームブリュレにカスタードクリームを合わせ、イチゴをあしらったオーソドックスな一品。一方の「丹波の黒豆」は、トンカ豆を使用したクレームブリュレと共に、丹波の黒豆をたっぷり敷き詰めている。中のスポンジはラム酒が心地よく香る、少し大人の味わいだ。

どちらの「エクレアケーキ」も甘さ控えめで、サックリとしたエクレア生地と素材のハーモニーが絶妙!「丹波の黒豆」は黒豆の味わい深さが際立っており、まるで和食のように繊細で、奥行きのあるおいしさが印象的だった。

■ 4種類のケーキを1度に楽しめる「アソートショートケーキ」(税抜5500円)

岡崎シェフが「ル・モンディアル・ザール・シュクレ2012」で優勝した作品の1つ「リュミエール(ピスタチオムース)」を、もっとたくさんの人に食べてほしいという思いから誕生した、「アソートショートケーキ」。

ピスタチオ、ストロベリー、マンゴー、チョコレートと、全4種類のケーキが集合した何とも欲張りな一品だ。チョコレートが10cmと一番大きく、ストロベリーが7cm、ピスタチオが6cm、マンゴーが4cmとそれぞれサイズが異なる。段違いにケーキを組み合わせた、おしゃれなビジュアルにも注目を!

■ 岡崎シェフ一押しの生クリーム!「ストロベリーショートケーキ」(12cm・税抜3900円/15cm・税抜5100円)

岡崎シェフが「どうしても使いたかった」と話す、こだわりの生クリームがおいしさの秘密。同店で通常使用している生クリームは脂肪分45%だが、今回使用した生クリームは脂肪分40%。九州地方で作られており、岡崎シェフによると「関東圏では初ではないか」とのこと。軽やかでありながらも、生クリーム特有のクリーミーな香りやコクがしっかりと感じられ、後味も良い。

上品なクリームときめの細かいスポンジ、甘酸っぱいイチゴが織り成す、まさにシンプル・イズ・ベストなおいしさだ。これらのクリスマススイーツは、11月1日(火)から予約受付を開始。受取期間は、12月19日(月)から25日(日)となっている。

なお、アンダーズ 東京ではペストリーショップ以外の店舗でも、クリスマスシーズンならではの商品を展開。最上階の52階に位置する「ルーフトップバー」では、12月1日(木)から31日(土)までの期間、小さなクリスマスツリーをイメージした「ザクロとローズマリーのモヒート」(税抜1850円)と、冷えた体をじんわり温めてくれる「ホットモヒートティーカクテル」(税抜1800円)を楽しめる。【ウォーカープラス編集部/水梨かおる】