イラク代表戦で、試合終了間際に決勝ゴールを挙げた山口蛍選手/(C)新井賢一

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サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第4戦が、10月11日(火)に行われる。6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、敵地でオーストラリア代表と対戦。9日(日)に現地で練習を行った。

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日本代表は最終予選3試合を終えて、2勝1敗で現在はグループBの4位。グループ上位2カ国に与えられる本大会の出場権獲得に向け、首位のオーストラリア代表戦は大一番となる。

6日(木)に行われ、2-1で勝利したイラク代表戦で決勝ゴールを挙げた山口蛍選手は、「今後を大きく左右する試合になるのは間違いないだろうし、勝ちと引き分けでは違う。もちろん負けは絶対に許されない」と決戦を見据える。

オーストラリア代表の印象については、「高さもあるが、それだけではない。後ろからつないでくるイメージがあって、そこは結構危険かもしれない」とコメント。「後ろからつないでくるのには、組織でしっかり守ることが大事かなと思う。個々で(ボールを奪いに)行ってもかわされると思うので、チームとしてひとつになっていくのが一番大事」と戦いのイメージを口にする。

「大事な試合で負けてはいけないと選手全員が思っているし、僕個人としてもそう思う。最初から全力で持てるものをすべて出していきたい」

4位の日本代表と首位のオーストラリア代表の勝ち点差は、わずかに1差。勝てば一気に首位浮上まで狙えるが、負ければW杯出場が遠のく一戦となる。

日本代表の決戦を、しっかりと見届けよう。【ウォーカープラス編集部/コタニ】