仕事で失敗…気分が落ち込んだ時には海鮮丼が効く?これだけの理由

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 うつ病になると脳内に不足するのが神経伝達物質「セロトニン」。特に女性は月経前に女性ホルモンが影響して、セロトニン不足に陥りやすくなります。

 このセロトニンが不足すると、人は気分が落ち込みやすくなるほか、βエンドルフィンという幸せホルモンも少なくなり、一層気分が優れなくなるんだとか。

 そんな症状にならないためにも、自分の力でセロトニンの量を増やすことができたらいいですよね。実はそんなことが、日々の食事で調整できるというんです。

 その方法とは、炭水化物とタンパク質をいっしょに摂取することだそう。炭水化物は血糖値を上げ、インスリンを分泌させることが知られていますが、実はインスリンは、セロトニンを増やす働きもあるんです。

 したがって炭水化物を食べることは、気分の落ち込みを防ぐためには大事なこと。しかもタンパク質といっしょに摂ることで筋肉が合成されやすくなり、疲労回復効果も見込めるといわれています。

 具体的なメニューとしては、良質のタンパク質である魚とご飯の組み合わせ。例えば「海鮮丼」はピッタリといえます。その他、ウエイトトレーニングを行う人がよく摂取しているのが「全粒粉のパン」と「プロテイン飲料」の組み合わせ。

 また、普通の食事では「玄米」と「納豆・豆腐」などの組み合わせもおすすめです。

 最近、気分が落ち込んでいるなぁと感じたら、ぜひセロトニンを増やす食べ方をしてみましょう。