こんなの見たことない!?海外の風変りパンケーキ3選

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よろスィーツ! スイーツ芸人・ナカノタカフミです。年間500軒以上食べ歩くスイーツマニアの僕が本当においしいと思ったナイスィーツを厳選して紹介します。第4回目のテーマは、ちょっと風変わりな世界のパンケーキが味わえるお店3選です。◆ひとくちサイズがカワイイ!皇帝が愛したオーストリア風パンケーキ


【カフェラントマン 青山店】
多くの著名人も訪れるウィーンの老舗カフェレストランで、青山店は海外一号店でもあります。
これがパンケーキなの!?と思うかもしれませんが、ウィーンでは馴染みのあるスイーツです。
「カイザー」と名前が付く通り、ハプスブルグ帝国皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世が愛したパンケーキなのです! ひとくちサイズにちぎった生地に粉砂糖をふりかけ、中にレーズンが入っているのが特徴です。
卵の甘みが染み込んだ生地はもっちりとした食感で、ボクが好きなレーズンとの相性もよく、どこか懐かしさを感じる家庭的な味でナイスィーツ!
高級感のある店内で、甘く優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。

◆紅茶と一緒に食べたい!英国貴族も好んで食べたイギリス伝統のパンケーキ


【リリベット】
2015年にオープンしたイギリスの雰囲気が楽しめるお店。紅茶は、選び抜いたセイロンティーを揃える本格的なティーハウスです。
クレープのようにくるくるっと巻かれたのが英国風のパンケーキで、イギリスでは年に一度「パンケーキ・デイ」という国民的なお祭りで食べる習慣があります。
生地は甘さ控えめで、何度も噛みしめて味わいたいモッチリした食感がナイスィーツ! そして合わせるレモンカードと呼ばれるレモンバタークリームが、すばらスィーツ!コクのある甘酸っぱいクリームが生地に染み込み、爽快感のあるくちあたりにボクは完全に心を掴まれてしまいました。
きっと、こんなパンケーキもありって思うハズ!

◆流行のスキレットでオシャレに食べよう!オランダ発祥の薄焼きパンケーキ


【MIZUcafe PRODUCED BY Cleansui】
家庭用浄水器で有名なクリンスイがプロデュースする「水」にこだわったカフェです。
ここで食べられるのは、水の都オランダ・ロッテルダムの家庭料理である薄焼き生地のパンケーキ「パンネクック」。
オーブンで焼き上げた熱々の生地は、大きな花が開いたようにダイナミックで、かわゆスィーツ! 生地には醤油が隠し味で入っていて、ほんのりと塩っけも感じられますが、アイスや生クリームなどトッピングとの相性抜群です。
外側のパリパリっとした食感と、中のモッチリしたくちあたりがクセになる新食感でナイスィーツ! 味の変化に自家製コーヒーメープルシロップをかけて食べるのもオススメでスィーツ!

◆取材・文/ナカノタカフミ


東京NSC16期。早稲田大学第二文学部卒業。特注オーダーしたというBigなパンケーキ帽がトレードマーク。「三度の飯よりスイーツが好き!」という芸人の中ではいちばんのスイーツマニアで、特に好きなのはチョコレート。年間500軒以上を食べ歩き、今までに巡ったスイーツショップは2000店以上にものぼる。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員。