浴衣にもおすすめ!30代女性が似合う「ミディアムヘアアレンジ」
早いもので7月も後半ですね。この季節は花火大会やお祭りなどが多くなり、浴衣を着る機会もあると思います。
そんな時に大事なのがヘアスタイル。オシャレに簡単にまとめられれば魅力も増し、大人の色気も出て周囲はドキッとすること間違いなしです。
そこで今回は、美容師である筆者が簡単で浴衣にも合うヘアアレンジをお伝えします。
今回は肩近辺のミディアムヘアでアレンジを行っていきます。
■ボリューム感をプラスする「ベース作り」
ハチから上をコテで根元付近から縦に巻きます。その時に巻いて少し残して、巻いて少し残してを繰り返すとよりよい仕上がりになります。
ハチ上を2段に分けて巻いていきます。特に上の段は根元付近まで巻くことで、ボリューム感を出すことができます。
こんな感じでクリクリと。コテの太さは長さに合わせてチョイスして下さい。
巻かなくても出来るのですが、しっかりした直毛の髪の方や柔らかくてボリュームの出ない方などは、特にこの一手間でセットしやすく、オシャレに作れます。
■結ぶのが基本なので、崩れにくいアレンジ
上の部分を写真の位置で結びます。この時、根元から5cmくらい空けた位置でほどよくルーズに、引っぱりすぎずに結びます。
そして、その結んだ所をクルリンパ(根元から5cm空けた所を左右に裂きその間に結び目を上から通す)し、その周りを少しずつつまんでルーズ感とふんわり感を出します。この時、先ほどのベースで巻いたことがいきてきます。
残りのサイドの毛を先ほどクルリンパした結び目の所に巻き付けピンで留めます。逆サイドも同様に。
結び目のゴムを隠しつつ、ピンを裏側で留めます。
次に、上のクルリンパで出た毛先と下の髪を一緒に結びます。そしてそれをまたクルリンパします。
そうして出来た毛先を少しずつ結んだ辺りに持ってきて、ピンで留めていきます。(まとまればOK)
あとはバランスを整えるようにつまみながら、微調整するだけで完成です。
いかがでしたか? 長さが短い方は2つ結ぶのではなくひとつにし、長い方は2つ以上結ぶのもありです。色々アレンジがきくスタイルなのでぜひチャレンジしてみて下さいね。
【著者略歴】
※ 板橋充・・・美容師。SENDAI中央理容美容専門学校を卒業後、都内1店舗を経てCLASICO入社。現在、サロン代表兼ディレクターを務める。様々な講習活動やアーティストやモデルなどのヘアメイクも数多く手掛け、一般誌・業界誌・WEBへのヘアスタイル記載も多数。ブログやインスタグラムなどでも情報を発信しており、多方面で活躍中。メインのサロンワークでは、5秒でするべき髪型がわかるという独自のカット理論には定評があり、ファンも多い。
【画像】
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