タイポグラフィ中心の書籍1000冊が揃う「BOOK AND SONS」が目黒の一角に出現

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日々のコミュニケーションや仕事で何気なく使っている“文字”だけど、実はとても奥が深いもの。そんな文字の魅力を気づかせてくれるのが、2015年4月27日(月)にオープンした書店「BOOK AND SONS(ブック アンド サンズ)」。

学芸大学近くの閑静な住宅街にとけ込むように静かに佇む店の扉を開けると、白を基調とした内装に木製の書棚、心地よい音楽が流れ、ほっとする雰囲気に包まれる。こちらでは、タイポグラフィに特化した本を揃えていて、古書を含め全部で約1000冊取り扱っているとか。ちなみにタイポグラフィは、書体や文字サイズ、紙のどの位置に文字を配置するかなどを決めることで、印刷したときに全体を美しく表現する技術のこと。
「文字、フォントの知識を一歩深めるだけで、いつも何気なくみている看板やブランドロゴの裏に秘められたストーリーが見えてくるかもしれません」とオーナーの川田修さんは言う。

タイポグラフィのおもしろさを理解するには、「フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?」(小林章・著/1728円)という1冊がおすすめだそう。

「なぜブランドのロゴは高そうに見えたり、歴史を感じたりするのか? という疑問に答えをくれる本です。トリビアも数多く掲載されているので、楽しく読めると思います」(同) 


店舗奥にはギャラリースペースがあり、タイポグラフィのヴィンテージポスターの常設展示も行っているとか。また、6月にはオリジナルのトートバックやTシャツも販売する予定だ。

なんだか知的好奇心を刺激してくれそうな「BOOK AND SONS」。デザイン女子におすすめのお店かも。そいうではない女子もぜひお店に足を運んで、タイポグラフィの世界を覗いてみて。