人はいつだって、恋できる。だが振り返ったときにふと思うのだ。あのときの身を焦がすような激しい感情を味わうことは、もうないのかもしれない。あれが「最後の恋」だったのかもしれない、と。それは人生最高の恋だったかもしれないし、思い出したくもない最低な恋だったかもしれない。あなたは「最後の恋」を、すでに経験しているだろうか…?この連載では、東京に住む男女の「最後の恋」を、東京カレンダーで小説を描くライター