極上の男を手に入れるための法則
ここ最近、よく耳にする“プロ彼女”という単語。“プロ彼女”とは、エッセイストの能町みね子さんが発信したのが始まり。スポーツ選手、資産家などの著名人と交際するためのテクニックを備えた一般女性を指す、半ば皮肉を込めた造語であったが、最近では“著名人と付き合うことができる完璧な女性”という意味にシフトしています。
女性なら誰でも一度は、芸能人との交際や玉の輿を夢見ることがあると思うのですが、この夢を叶える人と、夢のままで終わらせてしまう女性の差は一体どこに…?
赤文字系ファッション誌「ViVi」4月号に「なれるものなら“プロ彼女”」という興味深い特集が組まれているのを発見! 17のシチュエーションでのプロ彼女のあるべき姿が写真で紹介されているのですが、筆者がその記事を基に、勝手に出会いから“プロ彼女”になるまでのサクセス行程を組み立ててみました。
1.ファッションやメイクはきれいめコンサバ
出会いはいつ、どこに転がっているか分かりません。せっかくのチャンスをモノにできるかどうかは、第一印象が大きな鍵を握っています。
トレンド最優先のファッションや個性的なヘアやメイクは、同性から憧れの眼差しで見られることはあっても、“プロ彼女”にはふさわしくありません。膝丈のワンピースにナチュラルメイク…と、男性の目線を意識した清潔感のある身なりであることが鉄則です。普段から彼の親に会う日を想定したファッションとメイクを心掛けること。
そして記事によると「メイクはナチュラルで上品。でもすっぴんは決して彼に見せない!」ということも大切なのだとか。すべてを見せてしまわない奥ゆかしさと恥じらいをお忘れなく。
2.どんな話題にもついていける知性
第一印象をクリアしても、会話が続かない女性は彼女候補から除外され、都合のいい女扱いで終わる結果に。たとえ興味のない話題を振られても、ちゃんと会話のキャッチボールができるように、知性とコミュニケーション能力の高さを身につけておくことが必要。
記事の中で、作家の佐伯紅緒さんは「“プロ彼女”は普通の女子の10倍も20倍も努力している! カップルというものは総合偏差値で釣り合っているもの。だから“プロ彼女”になりたかったら、まず自分が“メディアには出てないけど並の芸能人に引けを取らないくらい魅力的な人”になるべし!」と語っています。
常にあらゆる方向にアンテナを張り巡らし、どんな話にも対応できる情報とコミュニケーション能力の高さを身につけ、自分の偏差値をしっかりと上げておきましょう。
3.常に彼が心地よくいられる環境をつくる
ステディな関係になったら、掃除が行き届いたリラックスできる部屋に、彼の健康を考えた美味しい手料理etc…. “プロ彼女”は、仕事で公の場に立つ彼が、ホッと一息つける環境をとても自然に提供できるスキルを身につけておくべき。日常の積み重ねが大切なので、彼ができてから身につけようと思っても手遅れです!“プロ彼女”になるためだけではなく、自分自身のためにも今から家事全般のスキルアップを。
また、彼との関係を秘密厳守できる口の堅さと、インターネットで検索した時に何の情報も出てこないことも“プロ彼女”の絶対条件。ブログやツイッター、インスタグラムなどでのリア充アピールはNG。記事には、「彼の迷惑にならないようブログやSNSの過去ログはすべて消去」とあります。過去の自分の思い出と決別する強さも“プロ彼女”には必要なのかもしれません。
“プロ彼女”というのは著名人にとどまらず、あらゆる男性が理想とする女神のような女性のことを指すのかもしれません。“プロ彼女”になり得るスキルやテクニックは、たとえ著名人でなくても一流の男性を虜にできる、女性としての魅力を高める上で大切なことばかり。自分磨きのためにも、できることから始めてみてはいかがでしょうか?
「ViVi」では、このほか作家の室井佑月さんと佐伯紅緒さんによる“プロ彼女”の分析や、“プロ彼女”と“フツウの彼女”の行動の違いを17のシチュエーションで再現した実例集など、思わず読み込んでしまう面白ネタが掲載されています。ぜひご購読を!
出典:「西島秀俊と結婚できるなら私も…! なれるものなら“プロ彼女”!!」
「ViVi」4月号 2015年 P.279〜282
(文=はっとり小梅 / 恋愛ユニバーシティ)
◇プロフィールはっとり小梅 / 恋愛ユニバーシティ フリーランスエディター大学在学中より女性誌のインタビューや恋愛記事を執筆。取材した芸能人の数は500人を超える。