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フランスでも、地方分散型になりつつあるビジネス傾向がないとはいえないが、大半はパリを核とする中央集権型である。しかし、地方にも産物や産業、ビジネスチャンスは多い。経済的に豊かであれば、都市と田舎に一軒ずつ家を所有する人たちも少なくはない。また、都市部を去り、田舎で第二の人生を掴む人たちもいる。ただし、ビジネスを成功させるのは至難の業である。

SIIAMは、建築、インテリア、庭園の3本軸を核として、150の企業やメーカーが出展する。場所は、スキー場で有名なムジェーヴである。近年、山岳地域の生活様式への関心は高まっている。とりわけ、ホテルやレストランなどのサービス業では、「都市を忘れたやすらぎを与える」という側面から、内装のヒントとなる要素が提供されることであろう。

上写真:© Studio Erick Saillet
インテリアデザイナー Philippe Magnin du Sauzey


SIIAM
会期:2011年6月25日〜26日 (24日はプロフェッショナルデー)

(取材・文 Kaoru URATA)

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