自分だけ幸せになっていいの?


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0歳の時、祖父母ほど年の離れた夫婦の里子になり、深い愛を受けつつも「自分だけ苗字が違う」という寂しさを抱えていたサチヨさん。ある日、ずっと会いたかった実母からの1本の電話で事態は急変します。

「一緒に暮らさない?」憧れの“本当のお母さん”との夢のような生活…のはずが、彼女を待っていたのは想像を絶する過酷な日々でした。

生みの親、育ての親、そして養護施設--。揺れ動く環境のなかで傷つきながらも、本当の自分の居場所を探し、未来を切り拓いていった女性のリアルな葛藤を描く実話コミックエッセイをお送りします。

※この記事には、暴言など過激な描写が含まれています。当時の実態や著者の意図を尊重してそのまま配信しますが、閲覧にはご注意ください。

※本記事は米田幸代(原案)、いよかん(漫画)著の書籍『私の人生を食べる母』から一部抜粋・編集しました。

本当に快適だった


みんなとは話した?


1人でいるのが好きなんで…


受け入れてもらえるわけない


隣いいかな


ピアノを弾く先生


一緒に弾いてみる?


ちょっと弾いてみよう


自分の居場所のようで


安心する


お母さんから


…もしもし


悪いどころか


悪い子だから施設に入れたんだ


またお金に困ってるの


お金の催促の電話!?


拒否する権限はない


保護者にいくら酷い目にあわされても


擁護し従ってしまう


お母さんなんだって?


出かけてきます


私が助けないと


それはきみがやることじゃない!


幸せになりなさい!!


…はい…


本当にいいの?


お母さんを見捨てて?


原案=米田幸代、漫画=いよかん/『私の人生を食べる母』