<連載>あのシェフの!推しスイーツリレー/ simonne(シモンヌ)久原シェフ × sarkara(サルカラ) 大井シェフ
有名パティスリーのシェフたちがバトンをつなぎながら、とっておきの“推しスイーツ”やおすすめの名店をリレー形式で紹介していく「あのシェフの!推しスイーツリレー」。
スイーツのカテゴリーが細分化され情報が溢れる昨今、本当に美味しいスイーツって何だろう…と考えながらSNSを眺めていたら、とあるパティスリーのシェフの投稿が目に留まった。「このスイーツすごく好きなんだよね!」。あのシェフが推しているスイーツなら絶対に美味しいに違いない。しかもあまり知られていないスイーツ! これはメモしておかなければ!
そんな体験から始まったこの連載。シェフ同士の意外なつながりや、貴重なエピソードも聞けるかも!?
第四回目に“推しスイーツ”を教えてくれたのは、素材の香りを大切に、伝統菓子を自由な発想で仕立てる「sarkara(サルカラ)」の大井シェフ。「Mont St. Clair (モンサンクレール)」にて生菓子・焼菓子の製造に携わり、統括責任者を務める。その後、「ル ショコラ ドゥ アッシュ」にて責任者として勤務した後、2024年12月に自身の店を立ち上げた実力派パティシエです。
そんな大井シェフの推しスイーツは、東京・吉祥寺にある「simonne(シモンヌ)」の久原シェフが作る【simonneおつまみクッキー缶】です!「simonne」は、昼は素材の味わいを大切にした焼き菓子を楽しむお菓子屋さん、夜はデザートをあてにナチュラルワインを楽しむワインバー。久原シェフの感性から生まれる、時間帯で異なる二つの顔を持つお店です。
早速、久原シェフのインタビューを交えて、スイーツをご紹介していきます。
パティスリーとフレンチが織りなす「simonneおつまみクッキー缶」
Q. 大井シェフのお気に入りが「simonneおつまみクッキー缶」だと聞いた時はいかがでしたか?
久原シェフ:嬉しかったです! 伊勢丹新宿店で開催される「マ・パティスリー」に参加させていただいた際、「sarkara」さんとご一緒したことがきっかけで、大井シェフに手に取っていただけたのだと思います。
Q.「simonneおつまみクッキー缶」について、素材を組み合わせる上で意識されているポイントや、素材へのこだわりを教えてください。
久原シェフ:「simonne」はワインバーなので、ワインに合うおつまみ感覚のクッキーをイメージして、フレーバーを仕上げています。姉妹店として夫がフレンチレストランを営んでいるので、そこで提供している料理の組み合わせを参考にすることもあります。ポルチーニやバジル、ピスタチオなど、レストランならではの素材や味わいを取り入れているのが特徴ですね。
その中でも、同じ色の素材同士は相性が良いと考えていて、例えばバジル×ピスタチオのような組み合わせですね。味わいだけでなく、食感もすべて同じにならないよう、それぞれ異なるテクスチャーにすることも意識しています。
そんな久原シェフのお気に入りは、ポルチーニを使ったクッキーだそうです!
Q.「simonneおつまみクッキー缶」について、デザインについてのこだわりを教えてください。
久原シェフ:缶に描かれているワニは、画家の田中健太郎さんにデザインしていただきました。人気の画家さんですし、私自身も田中さんの絵が好きだったので、ダメ元でお願いしてみたところ、快く引き受けてくださったんです。
瓦でできているカボチャ 田中さんは、動物やお花などをテーマにした作品を発表されています。瓦を使ったインテリア・雑貨ブランド「icci KAWARA PRODUCTS」さんとのコラボレーションで、ワニが描かれた作品があり、それがとても素敵だったんです。それに、夫がワニ好きということもあって、「ワニにしよう」と決めました。
―この缶に描かれているワニの色は、どのように決められたのでしょうか?
久原シェフ:もともとは、赤と青のワニが描かれたスイーツ系のクッキー缶をご用意していたんです。でも、「夜はワインバーをやっているから、おつまみ系のクッキー缶を作りたい!」と思い、田中さんに色味を変えたいと相談したところ、胡椒とチーズをイメージした、黒と黄色のワニをデザインしていただきました。
そんな 「simonne」の「simonneおつまみクッキー缶」を推しスイーツとして紹介してくれたのが、「sarkara(サルカラ)」大井シェフ。
sarkaraメンバーも絶賛! いま食べたい注目の一缶
Q. 大井シェフが「simonne」の「simonneおつまみクッキー缶」を選んだ理由を教えてください。
大井シェフ:以前「マ・パティスリー」でご一緒した際に購入したのですが、パティスリーではなかなか見られないような素材の組み合わせや、ミニャルディーズを思わせる、軽やかな味わいが印象的でした。一つひとつ手が込んでいて、驚きのある味わいでありながら、全体としてしっかりとまとまりのあるラインナップですごく美味しかったんです。パティスリーではなかなか表現できないようなフレーバーが詰まっていて、すごく素敵な一缶だと思っています。
Q.「simonneおつまみクッキー缶」についてのエピソードを教えてください。
大井シェフ: 「マ・パティスリー」をきっかけに購入させていただいて、とても美味しかったので、その数日後に予定していた社員旅行に持っていったんです。みんなで食べようと思って持参したのですが、スタッフもみんな絶賛していましたね。
大井シェフのお気に入りスイーツとして紹介いただいた「simonne」の「simonneおつまみクッキー缶」は、パティスリーではなかなか出会うことのできない、お酒を愉しむ大人のためのおつまみ系クッキー。ひと口ごとにお酒との相性を愉しめる、大人のための逸品です。フレーバーも豊富なので、みんなでシェアしながら楽しむのも◎
次回は「simonne」の久原シェフの推しスイーツをご紹介します! どんなシェフにバトンが渡るのかお楽しみに!
Profile
久原春香
辻調グループのフランス校で製菓を学び、フランス・ベルジュラックの「Patisserie Francois」で研修。帰国後、「HANZOYA」でウェディングケーキ、同グループ店で生菓子・焼菓子の製造に携わり、「PONTE DEL PIATTO」では皿盛りデザートを担当。2020年、夫と「KUVAL」を開業。2023年には姉妹店「simonne」をオープン。素材の個性を大切に、滋味深く味わいのあるお菓子を提案している。
Profile
大井博司
「モンサンクレール」にて生菓子・焼菓子の製造に携わり、統括責任者を務める。その後、「ル ショコラ ドゥ アッシュ」にて責任者として勤務。2024年12月には、東京・三軒茶屋に自身がオーナーパティシエを務める「sarkara」をオープン。素材の個性を大切にしながら、香りや食感の重なりを意識したお菓子づくりを行い、「日常に寄り添う上質なお菓子」をコンセプトに、毎日食べたくなるお菓子を提案している。
About Shop
simonne
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-17-6
営業時間:12:00~15:00・17:00~21:00
※金土日のみ営業
@simonne.okashi
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