夫は丸投げ


▶▶この作品を最初から読む

「憧れのタワマン生活。ここに住めば、すべてがうまくいくと思っていました」

同じタワマンの低・中・高層階に住む家族3組の虚栄と内情とは。

念願の東京転勤となり、タワーマンションへ引っ越すことになった渕上(ふちがみ)家。低層階とはいえ、憧れのタワマン生活を手に入れたことで、一家は新天地での幸せいっぱいな生活がスタートします。

主婦の舞は同じタワマンに住むママである香織(中層階在住)と恵(高層階在住)とすぐに仲良くなりますが、小学5年生の息子・悠真が入った野球チームで、転入早々彼がエースになったことにより、徐々に不協和音が…。

低層階と高層階、子どもの学力、夫の職業。

さまざまな軸で見えない競争意識に駆り立てられていくエピソードをお送りします。

※本記事は窓際三等兵原著、グラハム子著の書籍『タワマンに住んで後悔してる』から一部抜粋・編集しました。

登場人物


ここに住めばすべてうまくいく…と思ってた


同じタワマンに住む香織に話を聞いて、子どもの入塾という選択肢を検討する舞。

早速息子を体験テストに連れていきますが…。

■◆伸びしろ

塾にて


意味わからんかったです


勉強したくなかとよー


筋はいいと思いますよ


勉強はあんまりだったんですけど


伸びしろがありますよ


今始めないと間に合わないですね


入塾します!


合格だって!


こんな立派なところで野球できるんだって!


すっげー……!


なら受験も仕方ないな…


塾行くことになったよ


そんな丸投げされても


今仕事が忙しくて


何も言えないじゃない


慣れない土地で頑張っているのは、夫も妻と一緒。でも、相談すらできないなんて…。

もし同じ状況になってしまったら、あなたはどうしますか?

原著=窓際三等兵、著=グラハム子/『タワマンに住んで後悔してる』