【駅員漫画】人身事故は決算時期の年末に多発するって本当!?元運転士が経験した事故の悲惨さを語る【作者に聞いた】
【漫画を読む】人身事故の経験者だという先輩だが…!?
駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。駅員のあるあるをテーマに描き、駅員の日常が垣間見えるような作品がそろう。今回は、ブログに投稿された「100日後にやめる駅員さん」の中から2つの作品をお届けするとともに、著者にホームドアの設置についても話を聞いた。
駅員のペン助は、最近人身事故が多いことを感じていた。すると、元運転士のブタトシ先輩がやって来て「僕も人身事故の経験者だ!なんでも聞けよ」と話しかけられる。ペン助が教えてほしいと伝えると、先輩は「人身事故は決算時期の年末などに多発し、飛び降りる直前に運転手に一礼する人もいる」と言うではないか!?そのあとは血が飛び散り、運転手や駅員には悲惨な状況が待ち受けているのであった…。
ザバックさんにホームドアの設置は人身事故の予防になるのではと尋ねると、「素晴らしいですね。線路には自殺志願者以外にも酔客や目の不自由な方、ふざけて落ちる人などもいます。事故が1つでも減る設備投資は駅員にとって非常にありがたいですね。その代わりに人員削減される可能性も出てきますが…」と話してくれた。
■社畜の先輩
ヒツジロウ先輩はやっと1勤務が終わり、今から2勤務目だという。驚いたペン助は「2泊3日なんですか?ほんとお疲れ様です」と伝えると、「俺はやりたくて2泊3日してんだ。そうしないと身体がなまる」と言うではないか!?その言葉を聞いて、『真の社畜やん』と思うペン助であった。
本作を読むと駅員の仕事の大変さや苦労が伝わってくる。SNSやブログではそのほかの駅員漫画がいくつも投稿されているので、興味があればぜひ一度読んでみて!
取材協力:ザバック(@theback_blog)