「うっせえ黙れ、クズ!」と父に言う障害者のホノカさん


【漫画を読む】毒親に暴言を吐く娘だが…!?

子どものころから漫画が好きで、ユーモア溢れる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(旧Twitter)にて公開された「夜逃げ屋日記」は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画だ。今回は、X(旧Twitter)に投稿されている中から「夜逃げ屋日記」の37〜38話を紹介するとともに、著者に実際の階段での移動についても聞いた。

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今日は娘の障害年金の振り込み日。父は朝からATMへ行くが、いつものようにお金が引き出せず娘・ホノカさんに電話をかける。

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その間、社長と宮野は急いで夜逃げの支度をするが、マンションの3階なので荷物運びに時間がかかる。ホノカさんが電話で時間を稼ぐはずだったが、父との電話が途中で切れてしまい、何か嫌な予感がする社長。

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荷物の運搬も終わり、外へ出て下を見てみると父の姿が見える。エレベーターを使う予定だったが父が乗ってくると予想し、3人は急遽階段で下へ降りることに。宮野がホノカさんを担ぎ、社長が車いすを持って下へ向かう。

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無事、車の前までやって来た3人だったが、父からの着信でホノカさんのスマホが鳴ってしまう。着信音に気がついた父が下を見ると、車の前にいるホノカさんの姿が!?その後、現場は修羅場になってしまうのであった。

――階段での移動は大変だったかと思いますが、実際はいかがでしたか?

人生で人を横抱きして移動ことが全くなかったので、やってみてわかったんですが、歩いてると少しずつずり落ちてしまうんですよ。それが階段だとより早くずり落ちてしまって、どんどん姿勢が悪くなって腰にきちゃいまして大変でした。

ホノカさんの父に見つかった3人は、果たしてどうやって逃げ切るのだろうか。「夜逃げ屋日記」は第2巻が発売され、著者と夜逃げ屋の社長との対談(前編/後編)も実現している。興味がある人はぜひ一度読んでほしい!

取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)