SNSは幸福度を下げる? SNSによるメンタルヘルスへの影響を調査
Upmindは「デジタル時代の生き方についての調査」の結果を発表しました。
まず対象者に「SNSは幸福度にどのような影響を与えるか」と質問したところ、過去にSNSを利用していて自己肯定感が下がったと感じた経験があるという人は50.6%となりました。SNSは自身の幸福度にどのように影響を与えていると感じるかについては、39.2%が「幸福度を上げている」、20.7%が「幸福度を下げている」と回答しています。
さらに、今後幸せで充実した人生を送るために最も大切にしたいことは何か尋ねると、「心のゆとり」が30.8%で最も多く、次いで「健康」(26.9%)、「家族や友人」(16.0%)が続く結果となりました。
今この瞬間を大切に生きることで今後の人生がより豊かで幸せになると思うかについては、92.6%が「はい」と答えています。
次に、自己肯定感にどのように影響を与えていると感じるかを、SNS別で見てみたところ、「自己肯定感を下げている」の回答はInstagram(25.2%)が最も多い結果に。しかし、「自己肯定感を上げている」でもInstagram(19.6%)が最も多い結果となりました。
Instagramは、友人や著名人の良い生活の側面が画像で鮮明に伝わり、比較してしまった際により自己肯定感が下がる一方、1投稿あたりにかける時間が他SNSより長いため、投稿に対して周囲からのリアクションがあった際にかけた時間の分、自己肯定感が最も上がると考えられます。
また、幸福度への影響についてもInstagramは37.5%と最も高く、役に立ったり癒される情報や憧れる著名人の情報などが、画像や動画で高いクオリティで共有されることから、他SNSよりも見ていて上がる幸福度が高いと考えられました。
■調査概要
「デジタル時代の生き方についての調査」
調査対象:Upmindユーザー
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年9月30日〜2022年10月8日
調査人数:1,709名
調査エリア:全国
(フォルサ)