不用品を売ったり、必要なものをお手頃価格で手に入れたりするのに「メルカリ」を利用している方も多いでしょう。でも「メルカリ」のアプリ内に、ECプラットフォーム「メルカリShops(メルカリショップス)」があるってことに、まだ気づいていない方も多いのでは?(筆者はもちろん気づいておりませんでした)

通常のメルカリが個人の出品なのに対し、メルカリShopsは「お店」という形で出店ができ、例えば自分の不用品はメルカリで売買して、ハンドメイドアクセサリーをShopsで出店、なんていうふうに使い分けることもできるんだとか。

購入するときは、メルカリでの決済と同じように、登録しているクレジットカードやメルカリポイントで支払うことができます。

メルカリShops 「発掘!日本のクラフトチョコレート特集」 で買えるチョコレート

ただいまメルカリShopsでは「発掘!日本のクラフトチョコレート特集」を期間限定で開催中。いったいどんなチョコレートが買えるのか、試食してみました。

日本各地の個性豊かなクラフトチョコレート5つ

「発掘!日本のクラフトチョコレート特集」は、チョコレートジャーナリストの市川歩美さんがセレクトした、日本各地のクラフトチョコレートを期間限定でピックアップしたもの。

メルカリが2022年1月に実施した「2022年のバレンタインにおける意識調査」によると、今年のバレンタインは、62.6%の人が「自分用にちょっといいものを買いたい」、75.5%が「身近な人にちょっといいものをあげたい」と回答しており、有名ブランドかどうかよりも、「センスがよいもの」「ブランドコンセプトがあるもの」へのニーズが高まっているのだそう。

今回の「発掘!日本のクラフトチョコレート特集」でセレクトされたチョコレートは、まさにそんなニーズに当てはまるショップばかり。早速見てみましょう!

1.桜えび?あらしお?驚きが笑顔に変わるチョコレート「Conche」(静岡県)

お茶どころである静岡の茶師に学び、日本で唯一、お茶用遠赤外線火入れ機を応用したカカオ焙煎からのチョコレートづくりを行っている「Conche」。

Conche メルカリShops限定 4袋アソート  ¥2659(税、送料込)https://merc.li/7EEWeReVa

愛らしいラベルのついた紙袋を開けると、中から出てきたのは4つの小さなパッケージ。桜えび、いちご、あらしお、みかんといった、静岡県の素材とチョコレートを組み合わせています。

地元の名産食材とチョコレートを組み合わせたスイーツは、道の駅などでもしばし見かけますが、正直「おいしいといえばおいしいけど、組み合わせなくてもいいのでは…」と思うことが多いので、これもそんな感じなのかな…と、まずは一番インパクト大の桜エビから口に運んだら。

「ウマッ、なんじゃこりゃ〜」

桜エビの香ばしさ、醤油の塩分とコク、すべてがカカオの風味を引き立て、完全に大成功のパターンです。少しかじるつもりが、あっという間になくなり…。お酒のおつまみにもよさそうです。

いっぽう、あらじおは、練り込まれているのではなくトッピングとして添えられていて、甘さの中に時折広がるしょっぱさとミネラル感が、アクセントに。いちごは「いちごチョコ」ではなく、フリーズドライのイチゴがきちんと果実感を主張。いちご×チョコなんだなぁ〜と。そして静岡みかんは、輪切りになったみかんの優しく爽やかな甘酸っぱさと、チョコレートが上品なハーモニー。

この紙袋ひとつで、こんなに楽しくなっちゃっていいのかしら。

2.陸前高田発!丁寧につくられたオーガニックチョコレート「CACAO broma」(岩手県)

岩手県陸前高田市に工房を構える「CACAO broma」は、フェアトレードの南インド発のカカオと、伝統的な製法で作られた沖縄の黒糖を使用し、丁寧につくりあげられたオーガニックBean to Barチョコレートを販売。

CACAO broma「Salt Nibs Chocolate」¥1900 (税、送料込) https://merc.li/7fjX3ms7a

シンプルでスタイリッシュなパッケージから現れたのは、同じくシンプルなBean to Barチョコレート。ひとつ口に放り込むと、程よいバランスで練り込まれたクラッシュカカオニブが、ざくざくと爽快な口当たり。黒糖を使っているというだけあり、ガツンとくる甘さではなく舌にやさしい甘さの中に、時々ほんのりとフランス塩が顔を出します。

チョコレート好きはもちろん、甘いものはそんなに得意じゃないという方も、満足すること間違いなしの、上品なおいしさです。市川歩美さんによると地元の高齢者や障がいを持つ方々も雇用されているんだとか。

3.沖縄文化をチョコレートで味わう!「オキナワカカオ」(沖縄県)

沖縄本島北部・やんばるにあるチョコレート工房、オキナワカカオ。沖縄の地域素材と海外産地の良質なカカオを組み合わせたチョコレートづくりをしています。

オキナワカカオ 「沖縄チョコレート4種ギフトセット (カラキ・シークヮーサー・月桃・泡盛まるた)」¥3130 (税、送料込) https://merc.li/EkcUvbyCa

鳥がプリントされた箱を開けると、4つのパッケージが登場。それらは一見似ていますが、よく見ると、それぞれ違う沖縄の素材が使われていることがわかります。

中身は薄いプレート状になったチョコレート。パッケージの後ろには、その素材の説明が書かれており、それを読みながら味わうのもまた楽しい。月桃ってお茶になっているイメージがありますが、ショウガ科の植物のなんですね。

口に含んだチョコレートからは、それぞれの素材の香りだったり後味だったり、こんな薄くても感じられたのに感動!そしてしみじみ、おいしい。市川さんによると、店主の方は千葉から沖縄に移住し、カカオ栽培にもチャレンジしているとか。これからも応援したいチョコレートショップです。

4.リッチで洗練されたチョコレート「Bean to bar chocolate NAGANO」(兵庫県)

なんと神戸大学の院生だった人(長野さん)が、Bean to barチョコレートの魅力に突如開眼し、研究の末、神戸にオープンさせたというショップ。カカオ豆の厳選、焙煎からチョコレートになるまでを一貫して手がけているのだそう。

Bean to bar chocolate NAGANO「ダークミルク」¥2100 (税、送料込) https://merc.li/Y4NmyWy5a

いただいたのは60%カカオのミルクチョコレート。ミルクチョコレートというと甘いものが多いけれど、こちらは甘すぎず、濃厚なクリーミィさがなんともリッチな味わい。

Bean to barというと、どちらかというと「素材の味」を押し出した素朴なものを多く食べてきたが、こちらのチョコレートは、なめらかで洗練された口当たり。パッケージにある「リッチですっきりとした味わい」という表現がぴったりです。筆者が持っていたBean to barチョコレートへの狭いイメージを、押し広げてくれました。

5.世界の産地のカカオを食べくらべ!「USHIO CHOCOLATL」(広島県)

広島県の尾道市にある山の中腹にあるチョコレートメーカー。「多くの方がここで学び、Bean to Barの裾野を広げた功績もあります」と市川さん。世界の産地から集めた良質なカカオ豆と砂糖のみでつくられたチョコレートが特徴です。

USHIO CHOCOLATL「ウシオボックス」¥5500 (税、送料込)  https://merc.li/aFcE2fVta

開けた瞬間から笑顔がこぼれそうな、インパクト大のパッケージにもこだわったチョコレートが5枚入り。

それぞれガーナ、ベトナム、グアテマラ、タンザニア、ガーナ(コーヒーブレンド)と、産地を変えたチョコレートを食べ比べられるようになっています。

単品で「〇〇産のカカオ」と聞いても、なかなか素人には味の違いを絶対軸で表現するのは難しいですが、こうしてずらりと比較してみると、相対的に味を比べることができてわかりやすい! ならべてみると色も微妙に違ったりします。手のひらくらいのサイズ感なので、このシンプルで良質なカカオの味を、少しずつ食べ比べながら味わいたい1品です。

☆☆☆

バレンタインといわず、自分用にも買いたくなるチョコレートがずらりと並んだメルカリShops。

日本全国、北から南まで、クオリティの高いクラフトチョコレートを食べあるく旅にオンラインで参加できる素敵なチャンスです。

メルカリのアプリを開いて、上部の「Shops」を開くと注目の商品にも並んでいるので、お早めにチェックしてみてくださいね。