巷で耳にする「セラミドトリートメント」の効果

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テレビやSNSなど、巷でよく耳にする「セラミドトリートメント」。

言葉は知っているけれど、結局どんなトリートメントなのか分からないという方が多いのではないでしょうか。

今回は、このセラミドトリートメントの正体とその効果について詳しくお伝えします。


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セラミドトリートメントとは

「セラミド」とはシャンプーなど、ヘアケア商品などに入っている成分です。

成分とは、洗浄成分と補修成分の2つを指します。これを詳しく見てみましょう。

洗浄成分は名前の通り、汚れをとる成分です。

しかし、髪のダメージに役立つ「補修成分」は大きく2つに分けられます。

成分と役割

ケラチン:髪のハリやコシを補い、弾力性をカバーする。
セラミド:髪に潤いを与え、保湿力をアップする。

セラミドの種類

・天然セラミド(トップクラスで、高級品)

・植物性セラミド(敏感肌や刺激に弱い方へおすすめ)

・ヒト型セラミド(酵母使用で、保湿力と浸透力に優れている)

・合成セラミド(安価であるが、保湿効果はあまり期待できない)

これらのセラミドが含まれた商品は、洗顔料や化粧水、化粧品各種、そしてシャンプーやコンディショナーなどに渡ります。

セラミド配合されたトリートメントもその一つ。髪の悩みを解消してくれます。

以下に、セラミドの正体やその効果について詳しく見ていきましょう。

セラミドトリートメントで得られる効果

保湿力を補うことに加え、紫外線や細菌、ほこりなどから皮膚細胞を保護してくれるのが、セラミドです。
セラミドは人間の肌の表皮にあり、細胞間にある脂質です。

角質層の皮脂のうち、約50%を占めると言われています。
(因みに、細胞自体はタンパク質であるケラチンです。)

しかし年齢とともに、「肌の潤い成分=セラミド」 は減少し、50代になると20代の半分になるとも言われています。

また、セラミドは温度や湿度に影響されない高機能成分です。

よって、これが失われていくと脂の量が減少するとともに、肌の乾燥や炎症の原因を引き起こします。

当然、頭皮も肌ですので、セラミドが存在します。

失われていくセラミドを補っていくために、この成分が入ったトリートメントを使用することで、髪の毛に潤いと保湿を与え、美しく保つことができます。

年齢とともに減少していくセラミド。

髪のパサつきが気になる、しっとり潤いを感じられない時には、このセラミドが入ったトリートメントで髪を地肌から守っていきましょう。