使い捨てカイロいらず!?道具を使わずに体を温める簡単な方法

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昔ながらの冷え解消方法

寒い季節、冷えがツライ女子は多いもの。手軽にできて効果が高い方法と言えば、体を直接温めること。例えば腹巻き。昔ながらの保温アイテムながら、お腹と同時に背中も温められる効果がある優れものです。背中は、疲れていると無意識のうちに緊張し、それによって内臓機能が低下すると冷えてしまいます。体幹部を温めるのは重要なのです。

昔ながら、といえば湯たんぽを使うのもオススメ。小さめの湯たんぽに70度程度のお湯を入れて、しっかりフタをし、厚手のタオルなどでくるんで太モモの上に置きます。温める場所に決まりはありませんが、太モモには大きな筋肉がたくさんあるので、全身を温めるのに効率のいい場所です。汗をかくと冷えるので、汗が出そうになったらお尻を温めましょう。

湯たんぽがなければ、ペットボトルでも代用可能。ホット用のペットボトルを用意し、約40度のお湯を入れます。蒸気で熱の電動率を高めるため、お湯で濡らしたタオルを巻き、太モモにのせます。一日2回、約15分ずつを目安にどうぞ。

とはいえ、道具を用意できない時だってあるもの。今回は自分の体だけで、外出中でもできる冷え解消術をご紹介します。

今すぐどこででもできる冷え解消術

◇指同士を組み合わせて刺激し合う「指組み」
両手の指の第一関節を合わせるように組み、指先を内側に入れたまま軽く手を合わせる。そのままジッとしていると、徐々に体全体が温まってくる、寒い冬の電車の中などでは最適な方法。

◇神経の集まった指先を揉んでいく「指もみ」
別名「ほおずき揉み」。爪の両わきを指で挟み、挟まれている指の腹に親指を添えて、爪の両わき、指の腹を交互に押す。ほおずきを揉むように優しく、10本の指を順番に揉んでいきます。

ライター:幸雅子
出典:『骨盤セルフケア』/「体の大敵「冷え」とサヨナラする方法」
監修:川島朗/東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所自然医療部門准教授。東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長。東京女子医科大学腎臓病総合医療センター内科&血液浄化療法科准教授。東京女子医科大学附属青山病院准教授。血めぐり研究会代表。