男性が「生理休暇」を使う女性に思うこと6つ

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毎月女性を悩ませる、「生理」。大切なものだとはわかっていても……「つらい」「痛い」「わずらわしい」など、お悩みもつき物ですよね。近年は、会社の制度として「生理休暇」を取り入れるところも増えていますが、世の中の男性たちはどう感じているのでしょうか? 女性の生理休暇取得に対する、男性たちの本音を調査してみました。

■「生理休暇」を使う女性に思うこと

1.積極的に使っていい

・「どんどん使っていい。男性にはわからない痛さなので」(34歳/商社・卸/営業職)

・「積極的に休むべきです。病気と同じように扱うべき。なった人にしかわからないんだから、まわりがぐちぐち言うべきじゃない」(36歳/機械・精密機器/営業職)

日本では、「とにかくがむしゃらに仕事をする」ことが美徳とされがちですが、自分の身体だって大切なもの。こんな風潮が広がれば、働く女性にとってやさしい社会ができあがりそうです。

2.仕方ない!

・「女性特有のことなので休むことは仕方がないと思う。体調がよくないのに無理して出社するより、休んだほうがいいと思う」(32歳/商社・卸/事務系専門職)

・「いても戦力にならないだろうし、仕方ないと思う」(36歳/情報・IT/技術職)

・「私の嫁は生理になると性格が変わりますので、まずは客に迷惑をかけない観点からも、妥当だと思います」(30歳/運輸・倉庫/技術職)

積極的に……とまではいかないけれど、「仕方がない」と受け入れる男性も多数。体調も最悪! 気分も最悪! じっとしているのが、自分のためにも周囲のためにも、ベストなのかもしれません。

3.踏み込めない領域

・「生理はつらいと聞くので、男性からは一切口出しできない問題だと思う」(32歳/通信/技術職)

・「わからない。ただただわからない」(24歳/医療・福祉/専門職)

生理という非常なデリケートな話題に対して、ノータッチな男性たちもいるようです。部下の女性が生理休暇を願い出ても、ただうろたえてしまうばかりかも……?

4.不満アリ!

・「生理は病気ではないので使う意味がわかりません」(33歳/機械・精密機器/技術職)

・「仕事に影響して迷惑だなぁと思う」(33歳/機械・精密機器/技術職)

生理の重さには個人差があり、女性同士でも理解できないこともありますよね。男性にすべてを理解しろと言っても……残念ながら無理なのでしょう。とはいえ、こんな意見はごく少数。「こういう人もいる」と諦め、うまくかわしてください。

5.ぶっちゃけうらやましい!

・「生理現象だから仕方ないかと思うが、うらやましいなとも思う」(29歳/医療・福祉/専門職)

男性側の正直な本音なのかもしれませんが、女性的には「はぁ!?」と思ってしまうような意見も。代わってくれるのであれば、ぜひお願いしたいです!?

6.マナーとモラルの問題

・「総合職で働くのであればたとえ男の上司であっても恥ずかしがらず予定を把握しておいてほしい。急に2〜3日の休みが入って業務が止まったことがある」(33歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「ずる休みしている人がいそう(笑)」(37歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

生理休暇で休む人がいれば、それをフォローしてくれる人もいます。お互いさまだとはいえ、最低限のモラルとマナーを持って、気持ちよく利用したいものですね。

■まとめ

多くの男性たちが、生理休暇を肯定的に考えていることがわかりました。休暇を願い出るのはちょっと勇気が必要ですが、あまりにもつらい場合には利用するのもひとつの方法です。また、重い生理の裏には、婦人科系の病気が隠されているケースも。きちんと婦人科を受診することも、大切なこと! 上手に生理と付き合いましょう。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※マイナビウーマン調べ(2015年10月にWebアンケート。有効回答数103件。22歳〜39歳の社会人男性)