「テレビを見ながらTwitter」が若い女性ばかりなのはなぜ?

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あなたは「好きなテレビ番組を見ながら、Twitterで感想を呟く(=Twitter実況)」をしたことはありますか? 実はこの行為、10代と20代女子特有だということがわかったのです。

 

■10・20代は「テレビ<スマホ」!

テレビ、スマホ、PC、新聞……。人が“情報”に接する機会って1日中でたくさんありますよね。みなさんは、どこから“情報”を仕入れていますか?

株式会社博報堂DYメディアパートナーズが15〜69歳の2,567人を対象に行った「メディア定点調査2014」によると、全体では、1日の中で最も接触時間が長かったのは、テレビで156.9分。続いて、携帯・スマホが74.0分、PCは69.1分という結果に。

ただし、この数字を若者に限ってみると、ちょっと様子が違うよう。

10代・20代に限って見てみましょう。テレビよりもスマホに接している時間が長いという結果に。

20代ではテレビ110分程度に対して、スマホは140分程度、10代女子に至っては、テレビが130分程度に対して、スマホが170分と極端に多いことが分かったのです。

なんで、こんなにスマホを触る時間が長いのでしょうか……?

 

■「Twitterでテレビ実況」にハマる10・20代女子

それは、この質問で分かるかも。「テレビを見ながら、内容をTwitterでつぶやく」と答えた人が全体ではわずか20%程度なのにもかかわらず、20代女子では55.8%と、過半数が「経験あり」と答えているという事実がわかったのです。

10代女性に至っては、66.1%と、約7割近くが「Twitter実況している」という結果が! 男性は、もっとも「Twitter実況経験」が多い10代でも40%程度にとどまっており、女性と大きく差をつけています。

 

いままで一方的に情報を受けるばかりだったわたし達。もともと“共感”を求めやすい女性たちが、SNSをうまく利用して、意見だけでなく“感情”を共有しているのかもしれませんね。

今後、スマホがもっと身近になることで、ますますスマホやSNSの賢い付き合い方が求められそう。これからはネットやSNSだけではなく、既存メディアとの兼ね合いも大切になってくるかもしれません。