アーティストとコラボ☆すみだ水族館で名作を聴く「夜の朗読会」

写真拡大

閉館後の夜の水族館。寝静まる魚たち、闇の中でゆらめく海草・・・。そこでは、昼間の顔とは違うなにかが起こりそう! 東京スカイツリータウンの「すみだ水族館」では、11月26日(火)と12月17日(火)に、閉館後の館内で様々なジャンルのアーティストが名作の朗読を行う「夜の朗読会」を開催。

11月26日(火)はミュージシャンの坂本美雨さん。音楽活動だけでなく、執筆活動や番組のナレーションなどマルチに活躍する中で、今回はレイチェル・カーソンの「われらをめぐる海」などの作品を朗読。12月17日(火)は、世界の舞台で国際的に活躍する舞踏家の大野慶人さん。「竹取物語」の世界を朗読と舞踏で表現するステージは、月の光も届かない夜の水族館でどんなパフォーマンスに?

スタートとともに館内の照明は薄暗くなり、会場となった吹き抜けの空間には、青い光を帯びたペンギンプールが幻想的に浮かび上がる「夜の朗読会」。会場では、参加者がドリンクを片手にスタイリッシュなデザイナーズチェアに座り、水槽の水の揺らぎを感じる非日常の空間に身を置く45分。朗読を聴く間には、その作品に合わせて調合された特別な香りも漂うそう。

「夜の朗読会は、『すみだ水族館をもうひとつのリヴィングルームに』というコンセプトに基づき、閉館後の水族館を舞台にアーティストが朗読を行うプログラムです。閉館後の水族館という非日常のゆったりとした空間で響く『ことば』に、ぜひ耳を傾けてください」と、広報の村木さん。

朗読会の後には、飼育スタッフと一緒に水族館の鑑賞もできるので、気になることを質問したり、説明を聞いたりできるとか。水族館という空間の可能性を次々と発見できるイベントで、新しい“水族館の過ごし方”をあなたに。