イタリアンブランド、カナーリ(Canali)のパワー・スーツを着こなす事で知られ、ファッションリーダーのミシェル夫人と並んでも普段はひけを取らないバラク・オバマ大統領。しかし数年前のおばさんジーンズ事件でもそうだったが、普段着になるとセンスがあやしくなる?という議論が、最近ハワイを訪れた際の写真が公表されて再燃している。

オバマ一家は毎年冬になると、オバマ大統領の生まれ故郷であるハワイでバケーションするのが習慣になっている。今年は残念ながら、金曜日の夜(現地時間)に行ったばかりなのに、「財政の崖」問題が解決していないため大統領だけ水曜日にワシントンに戻るそうだ。

しかし!(アホらしいことに)クリスマスが終わり今「問題」として話題になっているのは、ブラウスのようなオバマ大統領の蛍光シャツだ。クリスマスの日、オバマ夫妻はハワイの海兵隊基地で催されたホリデー・ディナーに出席したのだが、その際の写真を見ると...。

ミシェル夫人は、夏に彼女が好んでよく着る、モノトーンのナルシソ・ロドリゲスのバブルスカートドレスでバケーションらしいシンプルなスタイル。ヘアバンドもスッキリと涼しげで可愛らしい。そして隣のオバマ大統領は...<HuffPost Style>編集部に、「大変なことになっている」と言われてしまった。


まず「ダサくてすみませんでした」と謝罪にまで至ったおばさんジーンズを彷彿とさせる、腰回りが大きく見えるプリーツ入りのパンツ。そして、ふっくらウエストの上でふくらんでしまう、大き過ぎるターコイズブルーのシャツ...しかも長めハーフスリーブで、こういうルーズフィットなシャツを (ぶかぶかパンツに)タックインして、ベルトで締めるなんて!(泣きそうな編集部。)えらく明るい色は(似合うし、ミシェルも着ることが多いし)大目に見るとしても、メンズウェアはどう体にフィットしているかが鍵。ウェストまわりも、肩も袖もぶかぶかのこのシャツはブラウス化してしまっている。そしてパンツも腰回りが大き過ぎ、丈は長過ぎてしかもシワシワ。

オバハン・ジーンズ事件以来、あまりぶかぶかパンツを履く姿が目撃されていなかったので、もう大丈夫だろうと油断していたが、安心するのは早かったらしい。幸いなことに大統領は今日ワシントンに帰るので、また高級ウールのスーツ姿に戻る。良かった...これでまた、ターコイズ・ブラウスシャツを忘れて一息つける!?

...というような嘆き・酷評が飛び交っていますが、あなたはどう思いますか?