(ごく一部の例外を除き)どんな大物スターだって、下積み時代はある。役をつかむにしても、まずはオーディションを受ける必要があったわけだ。そこで<Huffington Post>では、現在活躍中のスターの貴重なオーディション映像を一挙ご紹介!

テイラー・ロートナー
まずは『トワイライト』シリーズで大ブレイクしたテイラー。こちらの映像は、2005年の映画『シャークボーイ&マグマガール 3-D』のオーディションのもので、高い(?)身体能力を披露。もっとも、テイラーは幼いころから武術で鍛えてきたわけで、彼は結局オーディションに合格。『シャーク...』の主人公シャークボーイ役を手に入れた。


リンジー・ローハン
お次は、子供時代から大人顔負けの演技を見せていたリンジー・ローハン。『ファミリー・ゲーム/双子の天使』(1998年)のスクリーンテストを収めたこの映像はすでに、映画の一部といってもよいほど完成されている(気がする)。リンジーは同作で、離婚した親たちの仲を修復しようとする双子(1人2役)に扮した。


リー・ミシェル
『glee』のリー・ミシェルは、自らオーディション映像を解説。
「最初のオーディションは最悪だった。ピアノ担当の人が私の(歌う)曲をメチャクチャにしてしまったの。私はナーバスになって、気がおかしくなりそうだったわ」(リー)
とはいうもののリーは見事合格し、"レイチェル・ベリー"役をつかんだ。


マドンナ
1982年から1987年まで放映されたTVシリーズ『フェーム/青春の旅立ち』のオーディションを受けたマドンナ。服装はともかくとして、「ハーイ、私はマドンナです。デトロイト出身の21歳です」と言うところから、将来の大スターの威厳らしきものが見え隠れ...!? マドンナがこのシリーズに出演することはなかったが、同じく1982年10月にはシングル「Everybody」でデビューし、人気歌手への道を歩んでいった。


サンドラ・ブロック
作品名はわからないが、こちらはサンドラが1991年に受けたオーディションの映像。とにかく全身で怒りを表現し、放送禁止用語も飛び出す。遠目からは一瞬、エイミー・ワインハウスに見えなくもない!? サンドラはそれから3年後の1994年に、キアヌ・リーヴスと共演した大ヒット映画『スピード』で人気女優となった。


ジェームズ・ディーン
最後は、1954年の映画『エデンの東』のスクリーンテストに臨んだジェームズ・ディーン(映像では左)。『紳士協定』『欲望という名の電車』などで知られる名監督エリア・カザンの代表作の1つで、ジェームズは本作で人気を博す。彼はその後も、『理由なき反抗』(1955年)や『ジャイアンツ』(1955年)で主演を務めるが、『ジャイアンツ』のクランクアップ間近に交通事故でこの世を去ってしまった。享年24。