ケイト・モスが『VOGUE』誌4月号で新たな世界を見せた。

欧米の女の子に人気の絵本といえば、ピンクが印象的な絵本『Eloise』。ニューヨークのプラザホテルに住む、おしゃまな6歳の女の子エロイーズの物語だ。日本でも『エロイーズ、パリへいく』や『エロイーズのクリスマス』などシリーズとして刊行されている。

そんなエロイーズの成長した姿を思わせるのが、ケイトが『VOGUE』誌で披露した今回のショットの数々だ。撮影はパリ中心部にある5つ星ホテル、リッツ・パリで行なわれた。ココ・シャネルが住んでいたことでも知られる有名ホテルだ。

同誌ではまた、シャネルのアンバサダーとして知られるアマンダ・ハーレックや、米『VOGUE』誌のアンドレ・レオン・タリーらがリッツ・パリでの思い出を語っているほか、シャネルやフランスの作家マルセル・プルーストといった、ホテルにゆかりのある歴史上の人物も紹介している。

だが中でも一番目を引くのは、エロイーズの世界を彷彿とさせるようなオートクチュールの数々に身を包んだケイトだろう。あふれ出るピンクのバブルバスや、シャネルのショッピングバッグで埋め尽くされたベッドなど、ファンタジー世界が広がっている。



ロンドンに登場したケイト・モス&ジェイミー・ヒンス