朝起きて鏡を見たとき、むくみすぎて自分の顔じゃないみたい…女性なら誰しも経験があるはず。普段ならまだしも、彼とのお泊りのときにはむくみ顔はなんとしても回避したいもの。そこで寝起きのむくみを解消するために、寝る前にしておきたいことをご紹介します。

■アルコールや塩分はなるべく控えめに



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むくみは、細胞と細胞の間に水分がたまると起こりやすくなります。原因のひとつとして、血行不良やリンパの流れが滞り、血液や老廃物がうまく体のなかを循環しなくなることが挙げられます。時間の経過とともにむくみはおさまりますが、寝起きで顔がむくんでいると辛いですよね。

そんな悩みを解消するためには、寝る前の塩分やアルコールの摂取は控えめにするようにしましょう。お酒を飲むと体内に入ったアルコールを分解するために多くの水分を消費します。そうすると体は脱水状態にあると勘違いして、なるべく体内に水分を溜めこむ傾向に。寝る前にアルコールを摂取すると、寝ている間に水分を溜めこみ、朝起きたときに顔がむくむということが起きるのです。

同様に塩分を摂りすぎると、体内の塩分の濃度を一定にするために水分を溜めこみ、結果としてむくみが生じます。お泊りのときには、なるべくアルコールや塩分の多い料理は避けるとむくみを防げるでしょう。

■寝る前マッサージでむくみ予防



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むくみの原因である水分はリンパや血液循環が悪いと滞ってしまいます。寝る前に、顔や首、肩をマッサージすることで循環を整え、水分を流せばむくみ知らずの寝起き顔を手に入れることができるはず。

まず、首と肩周りをストレッチします。首を大きく10回まわし、肩も上下するように10回まわしましょう。頭と首の付け根にあるくぼみに親指を当て、ゆっくり5秒間押します。次に、耳の裏のくぼみを人差し指と中指で3秒程ゆっくり押し、親指でエラの裏から耳の裏のくぼみに向かって押すように撫でていきましょう。これを3回繰り返すことでリンパの流れを整えることができます。最後に、手をグーにしてワキの下にはさみ、グリグリと押し当てます。左右で5秒ずつ行いましょう。

あまり難しいマッサージではないのでお風呂上りなどに行なうと、朝起きたときスッキリとした小顔を手に入れることができるはずです。

■枕の高さや寝相もむくみ対策に効果的



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彼とのお泊りだと、彼に腕枕をしてもらって寝るのが幸せな瞬間ですよね。しかし、枕が低かったり、使わなかったりすると、顔の血行が悪くなってむくみにつながってしまうことがあります。彼の腕のなかで寝息を聞きながら幸せな気持ちで眠っても、朝起きたときに彼の真横にはむくんだあなたの顔が…できればそれは避けたいですよね。

むくみ顔対策には適度な高さの枕を使うことが大切です。横向きに寝て、顔と体の中心を結んだ線が床と平行になれば、自分に合った適度な枕の高さになります。また、うつぶせ寝も体内の循環を滞らせてしまうので、なるべく仰向けで寝るようにしましょう。


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寝る前にちょっとした対策をするだけで、寝起きのむくみ顔は解消することができます。大好きな彼とのお泊りデート、朝一から可愛い自分を彼に見せられるといいですね♡