「メイクは毎日のルーティンじゃない」。女優ニーナ・ドブレフが、世の中の“美イメージ”に物申す!

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『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で有名女優となったニーナ・ドブレフ。どこかエキゾチックな魅力から、ビューティーアイコンとしても人気の彼女が、いま世の中にはびこる“美”のイメージをぶった斬り!

PHOTO:Richard Shotwell/Invision/AP/AFLO

女優業はもちろん、美しい顔立ちとヘルシーボディで、ライフスタイルも注目されているニーナ・ドブレフ。自然体な美しさでカバーを飾った『OCEAN DRIVE』誌では、自身が思う“美”についてをとことん言及。

「(雑誌などのイメージは)全くリアルじゃない。今は修正できるアプリがあって、全然実際とは違う写真ができあがる。若い子たちは、それを見て、あんなイメージでなくちゃいけないとか、起きたらあんな風でいなきゃいけないって思っちゃう。それが一番怖いわ」

「私にとってメイクは毎日のルーティンじゃないわ。それをソーシャルメディアで示すようにもしてるの。インスタグラムのストーリーでは着飾ったり、グラマラスにしたりもしない。普通の生活を見せるようにしてるわ。私だって、吹き出物、ニキビができたら、ニキビクリームを塗って対処するような普通の人間。時にクリームを塗ったまま、外に出ちゃうこともあるくらい。時々予想してなかったことが起きて、気分が沈んだり、何かに悩んで不安になる時もあるけど、それは普通。誰にだって良い日も悪い日もあるもの。完璧でいるというのは、自分らしくいるということ。それを若い子たちに気づいてもらうのが、私にとっては大切なの」

確かにニーナのインスタを覗くと、オフの写真はすっぴんで満面の笑顔がいっぱい。こんな風に素敵な笑顔ができれば、メイクで着飾る必要もないと思えるはず!

TEXT:MARIKO PEELING