結婚しなくても幸せ?生涯独身、未婚だけどパートナーありという生き方
“生涯独身”という生き方を選ぶ人が増えている現在。結婚しなくても、それなりに幸せと感じる理由は何なのでしょうか?
結婚にとらわれたくない…と思っている人は、生涯独身の良い点・困る点を知っておきたいもの。
悔いなく生きるために大切なこととは?結婚しない人生について、実例を見つつ考えていきましょう。
晩婚化・少子化が騒がれている昨今、生涯独身の人はどれくらいいるのでしょうか?
50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」を調べてみると…
男性:23.37%
女性:14.06%
※国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」(2017)
2000年の「生涯未婚率」は
男性:12.57%
女性:5.82%
だったので、ここ数年で大幅に増加していることがわかります。
とはいえ、人生80年と言われる昨今。50歳を超えて結婚する人も少なくないようです。
例えば、エッセイスト、タレントと幅広く活躍する阿川佐和子さんは今年、63歳でゴールイン。「お見合い回数30回以上」を公言する独身イメージの強い女性ですが、結果的には噂のあったパートナーとの結婚を選びました。
他には、女優の桃井かおりさんや夏木マリさんも50〜60代で結婚。どちらも「老後は夫婦2人でのんびり過ごしたい」という考えが共通しています。
独身を貫くのかな?と思いきや、熟年結婚した彼女たち。その選択も興味深いですよね。
結婚しない人生を選ぶ理由は主に2つ。「過去のキズ」「現在の生活水準」に大別できるようです。「結婚にとらわれたくない」という人たちの意見をお届けします。
離婚経験から「結婚はもうこりごり」と感じている場合。過去の反省を踏まえ、あえて結婚から遠ざかっているのでしょう。
・「元夫との生活にストレスを感じることが多かった分、1人で気ままに暮らせる今は幸せ。夫に気を遣いながらの生活より性に合ってます」(28歳女性/アパレル)
一方、それなりに楽しいから相手はいらない、という想いゆえ独身を選んでいる人も。金銭的にも精神的にもゆとりのある人は、結婚に価値を見出しにくいのかもしれません。
・「家事らしい家事はせず、自分で稼いだお金で外食したり、海外旅行をしたり。仕事も充実してるし、同じ趣味の友達も多いので結婚しなくていい気がする」(31歳女性/銀行員)
上記の意見からわかるように、自分にとって、結婚することに価値を感じられるかどうかがポイント。
価値がないと判断する人は、よほどのメリットがあると思えなければ結婚しない可能性もありそうです。
独身でも幸せだと感じる理由の一つが、お金や時間を自由にできること。結婚していると、物を買う度に夫に一声かけたり、意見を聞いたりする必要が出てくる場合も…。
実際に独身を謳歌している人のコメントを見てみましょう。
・「生活費をやりくりしつつ、好きなことにお金を費やせるから幸せです。夫に言い出せずつらい思いをしてた頃の反動かも」(30歳女性/証券会社勤務)
・「時間を自分のために使えるのは独身ならではの幸せ。仕事に追われる中で、空き時間に家族サービスするのはキツそう」(30歳男性/保険営業)
反対に、独身だと困るという人は「年末年始や長期休暇などに1人で過ごすのが寂しい」と言っていました。友人・知人が家族で過ごす様子を見ると、ふいに孤独感を覚えるようです。
生涯独身を選んだからといって、ずっと1人で生きていく必要はありません。結婚はしなくても、運命を共にするパートナーがいる。それだけで人生が豊かになることもあるはず。
なお、“独身だから孤独な人”と“結婚しているのに孤独な人”とでは、どちらが幸せなのか?という問題もあります。
独身ゆえに孤独な人は、良きパートナーに恵まれれば心のスキマを埋められる可能性大。
支え合える相手がいるなら、結婚しているのに孤独を感じている人よりもむしろ、幸せな場合もあるかもしれません。
バツイチ、バツニの人が増えているこの時代、子どもを望まないのなら、“パートナーありの生涯独身”という生き方を選ぶのもまた、幸せになる一つの方法と言えるでしょう。
人生は一度きり。自分にとって一番いいのはどんな生き方をよく考え、あなたらしく幸せを手にしてくださいね。
メロン
一児の母として、育児、家事、仕事に奮闘中のママライター。
独身時代のほろ苦い恋愛経験や、結婚生活の経験を活かして、ハッピーな毎日を送るためのヒントが得られるような記事を配信していきます。
結婚にとらわれたくない…と思っている人は、生涯独身の良い点・困る点を知っておきたいもの。
悔いなく生きるために大切なこととは?結婚しない人生について、実例を見つつ考えていきましょう。
◆生涯独身の女性の割合は?
晩婚化・少子化が騒がれている昨今、生涯独身の人はどれくらいいるのでしょうか?
50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」を調べてみると…
女性:14.06%
※国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」(2017)
2000年の「生涯未婚率」は
男性:12.57%
女性:5.82%
だったので、ここ数年で大幅に増加していることがわかります。
◆熟年結婚した芸能人も!
とはいえ、人生80年と言われる昨今。50歳を超えて結婚する人も少なくないようです。
例えば、エッセイスト、タレントと幅広く活躍する阿川佐和子さんは今年、63歳でゴールイン。「お見合い回数30回以上」を公言する独身イメージの強い女性ですが、結果的には噂のあったパートナーとの結婚を選びました。
他には、女優の桃井かおりさんや夏木マリさんも50〜60代で結婚。どちらも「老後は夫婦2人でのんびり過ごしたい」という考えが共通しています。
独身を貫くのかな?と思いきや、熟年結婚した彼女たち。その選択も興味深いですよね。
◆生涯独身を選ぶ理由は?
結婚しない人生を選ぶ理由は主に2つ。「過去のキズ」「現在の生活水準」に大別できるようです。「結婚にとらわれたくない」という人たちの意見をお届けします。
◎「過去」がネックになっている
離婚経験から「結婚はもうこりごり」と感じている場合。過去の反省を踏まえ、あえて結婚から遠ざかっているのでしょう。
・「元夫との生活にストレスを感じることが多かった分、1人で気ままに暮らせる今は幸せ。夫に気を遣いながらの生活より性に合ってます」(28歳女性/アパレル)
◎「現在」幸せだから結婚しない
一方、それなりに楽しいから相手はいらない、という想いゆえ独身を選んでいる人も。金銭的にも精神的にもゆとりのある人は、結婚に価値を見出しにくいのかもしれません。
・「家事らしい家事はせず、自分で稼いだお金で外食したり、海外旅行をしたり。仕事も充実してるし、同じ趣味の友達も多いので結婚しなくていい気がする」(31歳女性/銀行員)
上記の意見からわかるように、自分にとって、結婚することに価値を感じられるかどうかがポイント。
価値がないと判断する人は、よほどのメリットがあると思えなければ結婚しない可能性もありそうです。
◆独身でも幸せな人、独身だと困る人
独身でも幸せだと感じる理由の一つが、お金や時間を自由にできること。結婚していると、物を買う度に夫に一声かけたり、意見を聞いたりする必要が出てくる場合も…。
実際に独身を謳歌している人のコメントを見てみましょう。
・「生活費をやりくりしつつ、好きなことにお金を費やせるから幸せです。夫に言い出せずつらい思いをしてた頃の反動かも」(30歳女性/証券会社勤務)
・「時間を自分のために使えるのは独身ならではの幸せ。仕事に追われる中で、空き時間に家族サービスするのはキツそう」(30歳男性/保険営業)
反対に、独身だと困るという人は「年末年始や長期休暇などに1人で過ごすのが寂しい」と言っていました。友人・知人が家族で過ごす様子を見ると、ふいに孤独感を覚えるようです。
◆パートナーの存在が重要
生涯独身を選んだからといって、ずっと1人で生きていく必要はありません。結婚はしなくても、運命を共にするパートナーがいる。それだけで人生が豊かになることもあるはず。
なお、“独身だから孤独な人”と“結婚しているのに孤独な人”とでは、どちらが幸せなのか?という問題もあります。
独身ゆえに孤独な人は、良きパートナーに恵まれれば心のスキマを埋められる可能性大。
支え合える相手がいるなら、結婚しているのに孤独を感じている人よりもむしろ、幸せな場合もあるかもしれません。
◆幸せの可能性を広げよう
バツイチ、バツニの人が増えているこの時代、子どもを望まないのなら、“パートナーありの生涯独身”という生き方を選ぶのもまた、幸せになる一つの方法と言えるでしょう。
人生は一度きり。自分にとって一番いいのはどんな生き方をよく考え、あなたらしく幸せを手にしてくださいね。
ライタープロフィール
メロン
一児の母として、育児、家事、仕事に奮闘中のママライター。
独身時代のほろ苦い恋愛経験や、結婚生活の経験を活かして、ハッピーな毎日を送るためのヒントが得られるような記事を配信していきます。